2013年映画ベスト20/2010年代ベスト100への道④

 

その年の作品一覧を眺めると圧倒的一位であるものが、引いて10年代という枠組みで考えるとまったくベストじゃなかったりするなぁと気付いてきました.いきなりベスト100にいくまでに前置きとしてこれら各年ベストを組み上げて正解だったかも知れません。

 

候補作は128本.

 

年々減っていきますね.実際に視聴本数が減っているのか.やはり何かカウントの仕方、振り返り方に不備があって色々抜けているのか.

ただ一時期旧作観賞にも凝っていたのでそのせいかも知れません.

 

では。

 

1位.アップサイドダウン 重力の恋人(フアン・ソラナス

2位.君と歩く世界(ジャック・オーディアール

3位.ホワイトハウス・ダウンローランド・エメリッヒ

4位.パラノーマン ブライスホローの謎(クリス・バトラー、サム・フェル)

5位.2ガンズ(バルタザル・コルマキュル)

6位.クロニクル(ジョシュ・トランク

7位.シュガーラッシュ(リッチ・ムーア)

8位.ブリングリング(ソフィア・コッポラ

9位.戦慄怪奇ファイル コワすぎ!FILE-04【真相!トイレの花子さん】(白石晃士

10位.かぐや姫の物語高畑勲

 

11位.偽りなき者(トマス・ヴィンターベア)

12位.スプリング・ブレイカーズハーモニー・コリン

13位.アフターショック(ニコラス・ロペス)

14位.ゼロ・グラビティアルフォンソ・キュアロン

15位.フライト(ロバート・ゼメキス

16位.ラスト・スタンド(キム・ジウン

17位.地獄でなぜ悪い園子温

18位.言の葉の庭新海誠

19位.死霊館ジェームズ・ワン

20位.鑑定士と顔のない依頼人ジュゼッペ・トルナトーレ

 

例えば『アップサイドダウン』『ゼロ・グラビティ』『フライト』などは客席からスクリーンを「見上げる」その視線の高低ありきで素晴らしい臨場感とエモを演出している作品であったハズで、そうした「劇場の外では賞味期限切れ」の作品をオールタイムベストにカウントするかどうか困るけれど、その年のベストとしてはやはり忘れがたい作品であることには変わりないのですよね.

 

ホワイトハウス・ダウン』『パラノーマン』『2ガンズ』の語り口に淀みが無さ過ぎて見終わって綺麗さっぱり忘れられそうなエンタメ精神も讃えたい.

しかし改めて眺めると自分はアトラクション映画が好きなのだなと.ただ「訪れて、過ぎ去っていく」映画が20本のうちほとんどを占めていると思います.

複雑な物語はなく、見る体感がある.その時間を前にしてすべての観客が等しくなることに安堵するのかも知れません.自分語りをする必要もなく、味わいきれてないようなもどかしさを憶えることもなく.

一年毎のベスト20のうち、どれか1つずつでも気に留めていずれ観賞して頂けたら幸福に思います.

 

以下、ベスト候補

 

LOOPER/ルーパー
テッド
アウトロー
ムーンライズ・キングダム
脳男
世界にひとつのプレイブック
劇場版 とある魔術の禁書目録エンデュミオンの奇蹟
ジャンゴ 繋がれざる者
愛、アムール
ザ・マスター
劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME
ホーリー・モーターズ
リンカーン
クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!
劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ
藁の楯
死霊のはらわた
リアル ~完全なる首長竜の日~
箱入り息子の恋
インポッシブル
10人の泥棒たち
真夏の方程式
モンスターズ・ユニバーシティ
悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲
ベルリンファイル
風立ちぬ
パシフィック・リム
エンド・オブ・ウォッチ
エリジウム
そして父になる
ばしゃ馬さんとビッグマウス
サプライズ
悪の法則
ザ・コール 緊急通報司令室
オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ
ブルー・リベンジ
キョンシー
ファイ 悪魔に育てられた少年
カルト

 

うーん、紛れもなく豊作ですね.