難しかったです、2014年ベスト。振り返るとどれもこれも平均して面白く、逆に突出した印象がほとんど無い。
幅広い名作が見放題の世の中になればなるほど、実感として確信できるベストを組めるようになるまではより多くの観賞が必要となるのではないかと。
候補作を眺めながらの「豊作だあ」という感慨と、ベスト選出に際しての「全然数も種類も観れていない」という悔恨とが同居している奇妙な心境でいます。
では。
観賞本数 137本
1位.FRANKーフランクー(レニー・エイブラハムソン)
2位.GF*BF(ヤン・ヤーチェ)
3位.フライト・ゲーム(ジャウマ・コレット=セラ)
4位.LEGO(R)ムービー(フィル・ロード、クリストファー・ミラー)
5位.プリズナーズ(ドゥニ・ヴィルヌーヴ)
6位.たまこラブストーリー(山田尚子)
7位.ウルフ・オブ・ウォールストリート(マーティン・スコセッシ)
8位.リアリティのダンス(アレハンドロ・ホドロフスキー)
9位.キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ)
10位.イン・トゥ・ザ・ストーム(スティーブン・クォーレ)
11位.テロ、ライブ(キム・ビョンウ)
12位.マイティ・ソー/ダーク・ワールド(アラン・テイラー)
13位.劇場版 零~ゼロ~(安里麻里)
15位.ジャージー・ボーイズ(クリント・イーストウッド)
16位.フューリー(デヴィッド・エアー)
17位.アメリカン・ハッスル(デヴィッド・O・ラッセル)
18位.モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵-(佐藤竜雄)
19位.フランシス・ハ(ノア・バームバック)
20位.るろうに剣心 京都大火編(大友啓史)
そうは言いつつもTOP10は固いかも知れませんね。劇場体験のアトラクション性に重きを置くスタンスだからこそ、自宅でさらっと見てしまった映画をそれでも上位に置きたくなった時、「この映画の手応えは本物だぞ」と確信できます。TO10中1,2,4,5,8位が自宅鑑賞、3,6,7,9,10が劇場鑑賞なので、なんだかんだ確信に満ちたTOP10なのです.
『FRANK -フランク-』『BF*GF』は演出の好みに加えて素直に心揺さぶられたので、より単純なB級映画であることを全うしてその映画力で突き抜けた『フライト・ゲーム』が実質ベストまであります。
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』は自分しか褒めてない気がするのは錯覚でしょうか。映画が淀みなく流れて良かったけどなぁ。
11位以降はもう、以下の作品といくらでも置換可能。突出した作品が無いというのは平均値が低いということではなく、平均して傑作揃いという話です。
ベスト候補
インシディアス 第2章
ドラッグ・ウォー 毒戦
Seventh Code
バイロケーション
ビフォア・ミッドナイト
オンリー・ゴッド
THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!
抱きしめたい-真実の物語-
スノーピアサー
ラッシュ/プライドと友情
エヴァの告白
ダラス・バイヤーズ・クラブ
グランドピアノ 狙われた黒鍵
5つ数えれば君の夢
パズル
ロボコップ
フルートベール駅で
ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う!
アクト・オブ・キリング
アメイジング・スパイダーマン2
ブルージャスミン
WOOD JOB!~神去なあなあ日常~
グランド・ブダペスト・ホテル
ハミングバード
ホドロフスキーのDUNE
her/世界でひとつの彼女
オール・ユー・ニード・イズ・キル
大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院
思い出のマーニー
GODZILLA ゴジラ
へウォンの恋愛日記
ある優しき殺人者の記録
舞妓はレディ
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
猿の惑星:新世紀
アバウト・タイム ~愛おしい時間について~
ジャージー・ボーイズ
トム・アット・ザ・ファーム
イコライザー
ザ・レイド GOKUDO
インターステラー
スガラムルディの魔女
フューリー
寄生獣
ゴーン・ガール
EDEN
ベイマックス
マップ・トゥ・ザ・スターズ
ゾンビーバー
ソング・オブ・ザ・シー 海のうた
マジック・イン・ムーンライト
ボックストロール
最後まで行く
殺人ワークショップ
NY心霊捜査官
紙の月
PERSONA3 THE MOVIE #2 Midsummer Knight's Dream
どう考えても豊作なんだよなぁ.