2016年映画ベスト/2010年代映画ベスト100への道⑦

想定外でした.

2016年と言うと『シン・ゴジラ』『君の名は。』のヒットに始まり、『映画 聲の形』『この世界の片隅に』と続いた和製アニメ系タイトルのビッグヒットイヤーという認識が自分の中に強くあったんですけど、純粋に映画界全体が大当たりだったんじゃないかという.20本に絞り込むのが至難の業.個人的に刺さった映画が大量でした.

 

候補作は109本.確実に観賞本数は減っているのに、充実感が反比例してます.

 

1位.イット・フォローズ(デヴィッド・ロバート・ミッチェル

2位.パディントンポール・キング

3位.シング・ストリート 未来へのうた(ジョン・カーニー)

4位.君の名は。新海誠

5位.映画 聲の形山田尚子

6位.浮き草たち(アダム・レオン)

7位.ドント・ブリーズフェデ・アルバレス

8位.キャロル(トッド・ヘインズ

9位.ザ・ウォーク 3D(ロバート・ゼメキス

10位.インサイダーズ/内部者たち(ウ・ミンホ)

 

11位.この世界の片隅に片渕須直

12位.テキサスタワー(キース・メイトランド)

13位.スティーブ・ジョブズダニー・ボイル

14位.ちはやふる 上の句(小泉徳宏

15位.オデッセイ(リドリー・スコット

16位.溺れるナイフ(山戸結希)

17位.ブリッジ・オブ・スパイスティーブン・スピルバーグ

18位.ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーギャレス・エドワーズ

19位.ヒメアノ~ル(吉田恵輔

20位.何者(三浦大輔

 

かなりオールタイムベストに近い『イット・フォローズ』か『シング・ストリート』かで迷いに迷った挙げ句、間に『パディントン』を挟むことなんとか落としどころとしました.で、『君の名は.』にしろ『映画 聲の形』にしろ、実はアニメ映画という括りを越えて、『イット~』『シング~』、続く『浮き草たち』『ザ・ウォーク』『ちはやふる 上の句』『溺れるナイフ』も含む青春映画の並びに納めた方がしっくりきますね.

1タイトル1タイトルが屹立して強い中、『何者』だけは割りとショットの重みが不在のまま突き進みつつ、ある一点でカメラがビシッと決まる、その1カットのマジックだけで惹かれました.

 

以下、ベスト候補です

 

PERSONA3 THE MOVIE #4 Winter of Rebirth
白鯨との闘い
残穢 -住んではいけない部屋-
ヘイトフル・エイト
マネー・ショート 華麗なる大逆転
アーロと少年
ズートピア
あやしい彼女
テラフォーマーズ
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
64-ロクヨン-前編-
10 クローバーフィールド・レーン
貞子VS伽椰子
クリーピー 偽りの隣人
ヤング・アダルト・ニューヨーク
ダゲレオタイプの女
劇場版 牙狼〈GARO〉-DIVINE FLAM-
エクス・マキナ
劇場版 selector destructed WIXOSS
亜人 第2部 -衝突-
GANTZ:O
サラリーマン バトル・ロワイアル
最後の追跡
紅き大魚の伝説
XOXO
バッド・ラップ
HUNT・餌
淵に立つ
ロストシティZ 失われた黄金都市
父を探して

 

個人的に、配信映画に触れる前の年.ここまでは「一つ前の時代の映画」という印象が、今となっては生じつつあります.

(後から見た『浮き草たち』も『テキサスタワー』も配信が無ければ出会わなかったのでしょう)