想定外でした.
2016年と言うと『シン・ゴジラ』『君の名は。』のヒットに始まり、『映画 聲の形』『この世界の片隅に』と続いた和製アニメ系タイトルのビッグヒットイヤーという認識が自分の中に強くあったんですけど、純粋に映画界全体が大当たりだったんじゃないかという.20本に絞り込むのが至難の業.個人的に刺さった映画が大量でした.
候補作は109本.確実に観賞本数は減っているのに、充実感が反比例してます.
1位.イット・フォローズ(デヴィッド・ロバート・ミッチェル)
3位.シング・ストリート 未来へのうた(ジョン・カーニー)
6位.浮き草たち(アダム・レオン)
8位.キャロル(トッド・ヘインズ)
10位.インサイダーズ/内部者たち(ウ・ミンホ)
12位.テキサスタワー(キース・メイトランド)
13位.スティーブ・ジョブズ(ダニー・ボイル)
15位.オデッセイ(リドリー・スコット)
16位.溺れるナイフ(山戸結希)
17位.ブリッジ・オブ・スパイ(スティーブン・スピルバーグ)
18位.ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(ギャレス・エドワーズ)
19位.ヒメアノ~ル(吉田恵輔)
20位.何者(三浦大輔)
かなりオールタイムベストに近い『イット・フォローズ』か『シング・ストリート』かで迷いに迷った挙げ句、間に『パディントン』を挟むことなんとか落としどころとしました.で、『君の名は.』にしろ『映画 聲の形』にしろ、実はアニメ映画という括りを越えて、『イット~』『シング~』、続く『浮き草たち』『ザ・ウォーク』『ちはやふる 上の句』『溺れるナイフ』も含む青春映画の並びに納めた方がしっくりきますね.
1タイトル1タイトルが屹立して強い中、『何者』だけは割りとショットの重みが不在のまま突き進みつつ、ある一点でカメラがビシッと決まる、その1カットのマジックだけで惹かれました.
以下、ベスト候補です
PERSONA3 THE MOVIE #4 Winter of Rebirth
白鯨との闘い
残穢 -住んではいけない部屋-
ヘイトフル・エイト
マネー・ショート 華麗なる大逆転
アーロと少年
ズートピア
あやしい彼女
テラフォーマーズ
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
64-ロクヨン-前編-
10 クローバーフィールド・レーン
貞子VS伽椰子
クリーピー 偽りの隣人
ヤング・アダルト・ニューヨーク
ダゲレオタイプの女
劇場版 牙狼〈GARO〉-DIVINE FLAM-
エクス・マキナ
劇場版 selector destructed WIXOSS
亜人 第2部 -衝突-
GANTZ:O
サラリーマン バトル・ロワイアル
最後の追跡
紅き大魚の伝説
XOXO
バッド・ラップ
HUNT・餌
淵に立つ
ロストシティZ 失われた黄金都市
父を探して
個人的に、配信映画に触れる前の年.ここまでは「一つ前の時代の映画」という印象が、今となっては生じつつあります.
(後から見た『浮き草たち』も『テキサスタワー』も配信が無ければ出会わなかったのでしょう)