「コロナ以前」の発見 ー 『少女☆歌劇 レヴュースタァライト 1st スタァライブ 「Starry Sky」』感想

虹ヶ咲5thの最終日も見ずに、きゃにめプライム特典の九九組1stLIVEを見ていました。

ただ「歌が歌いたかった」一人の少女の幸せなスタート地点と現在地に想いを馳せて。

とは言え流石は九九組、最初からもう仕上がっていて、1stだから何とか言うことも特にはないのですが。

 

2018年6月23日(土) 八王子オリンパスホール.

 

セットリスト

 

1.よろしく九九組

2.ディスカバリー

3.ロマンティッククルージン

4.Circle of the Revue

5.Star Divine

 

・お馴染み『よろしく九九組』からして「新曲」として紹介される知らない世界

・声優として売れたいとか人気者になりたいとかではなく「歌を仕事にしたい」と願い続けて来た小泉さん、一曲目から本当に楽しそうで、実はここでもう人生はひとつゴールして、あとはずっと夢の続きなのかなとか。

・お客さんが近い/アニメ始まる前からこんな客呼べるコンテンツだったの。

・『ロマンティッククルージン』初披露にして客席に紛れて歌う演出! ズルい! 混ぜて! そしてライトの光がたしかにロマンティッククルージン。

 

客もマスクなんかしてないし、顔映りまくり。

声出し禁止の現場しか知らないので、開巻からひたすらキャストと観客の近さに呆気に取られ続ける。

パフォーマンスは最初から高水準なので「今の映像」と言われても違和感無いのですが、それだけに環境そのものが圧倒的に「今」とは異なっているので、「コロナ以前」ってこういう事なのだと、今初めて発見したような気がしました。

 

・『ロマンティッククルージン』を受けての星座のコーレス(九九組みんな星座違う)

 もえぴの「うお座の人~」に「うおー!」ってやるやつやりたかった 

・基本「〇〇イエーイ」って言っておけばなんとかなると思ってるもえぴ

・まだそこまで暴走しないまほさん(「アニメ始まるまで猫被ってた」)

 

そして『Star Divine』で襲撃してくるアンサンブル

ライブに挟まるレーザーエフェクト込みの殺陣の演舞

この動的であり静的に決まる殺陣の魅せ方の美しさ 

 

〇ミニコーナー『九九組の絆を見せつけろ』昼パート/夜パート

・これが全面的に「キャスト同士の接触」ありきのコーナーなので、ここもまたカルチャーショックでした

 そうか、こういう事ももうステージ上では出来ないんだと思うと、観客が思う以上にエンタメの世界で生きる人たちは色んな手管に制限がかかっている訳で

・この日すべての段取りがイチイチ怪しいあいあい 純那のメガネ預かったまま持ってっちゃうのカートゥーンみたいで可笑しいったらなかった

・イケ輝のサービスの格好良さとは別に、はるちゃんを強引にバックハグするもえぴが、身長差とあいまってなんかヤバかった。

 

6.情熱の目覚めるとき

7.GANG☆STAR

8.Fancy you

 

『情熱の目覚めるとき』のコーラス本当に好きで、メイキングでこれを歌うもえぴの横顔を捉えていたの有り難かったです。

そしてアンサンブルが輝く『GANG☆STAR』、まほチャンネル見てから甚古萌が目に入って入って笑ってしまう。

 

9.星のダイアローグ

10.願いは光になって

11.キラめきのありか

12.舞台少女心得

13.スタァライトシアター

 

・『星のダイアローグ』を「初披露」っていうね… でもこういう記録も後追い出来るのは嬉しい。

・アニメアフレコ裏話 ほとんどのメンバーが声優初挑戦なので、舞台感覚でアフレコ現場で台本読みながらストレッチしたり開脚をし始める。

・『スタァライトシアター』のはるちゃんがソロで踊るパート、あそこだけで猛烈に舞台!って感じで好き TVアニメのクライマックスで華恋とひかりがターンする場面のヒントなのでは

 

〇アンコール

 

14.Grittering Stars

15.Star Divine

 

・輝ちゃん泣き虫は最近知った一面なので、最初からこんな泣いてたんだ

・逆にまだ泣かないもえぴ 「本当に幸せでした」が本当に幸せそうだし、その幸せをこれからあなたはどれほど。。。と、今から過去を見る醍醐味に浸る

 

これから歩む道を予言するようなはるちゃんやみもりんのコメントもエモです。

 

 

改めて感じたのは、プロジェクト開始からずっとコンセプトが強烈で迷いが無いこと。

 

『私達は舞台少女』『世界は私達の大きな舞台だから』

『あの頃には戻れない 何も知らなかった衝撃 胸を刺す衝撃を浴びてしまったから』

『明日になればまたたくさんの物語がね 地球のあちこちで生まれる 見上げて』

 

例えばこれが始動したてのアイドルユニットだとしたら、「みんなにエールを送りたい」的な建前と「私達を応援してください」という本音が齟齬を起こし、なんならここでフワフワしてしまう事ってありがちだと思うんですけど、

 

一貫して「私たちは舞台の上で日々キラめいている」「だから見て」「全ては過ぎ去っていくけれど」「それを今みんなが見ることで舞台は完成するから誰も無意味じゃない」という、「自分達へのエール」というドラマを主張し続けている。

 

舞台#1と同じく、やはり始まりにして、最初から全部打ち出していたんだと確認出来るステージでした。

 

「九九組の存在も知らず、この日俺は何をしてたのかな」とTwitter辿る自傷行為に走ったのですが、『ルーヴル展でアルチンボルドの絵を見ていた』ことが判明しました。

 

ひえ……