『劇場版 少女☆歌劇レヴュースタァライト オーケストラコンサートrevival』感想

 

【演奏】東京室内管弦楽団

【マエストロ】橘直貴

【歌唱】スタァライト九九組

 

 去る2023年1月7日(土)、パシフィコ横浜 国立大ホールにて

『劇場版 少女☆歌劇レヴュースタァライト オーケストラコンサートrevival』

 昼/夜両部鑑賞してきました。

 

 

 昨年は「どんなイベントも、どんな席でも、それなりの楽しさがある」というのが最大の発見だったのですが、この日の昼の部での発見は「それはそれとして、それなりの楽しさの発見が困難な席もある」といったところ。

 基本曲目が昨年、最大の衝撃を与えてくれたそれと同じ、かつ昨年の幕張メッセには存在しなかった「3階」の後方席なので。。。さらに手すりによる視界の邪魔が。

 ちなみにそれでも本会場ならではの気は配ってあって、ムービングライト演出が一部、下から上に向けられていましたね。

 こうしたイベントって会場や配信に向けてキャストがちょこちょこ外国語で簡単な挨拶するじゃないですか。その瞬間に、近くの席にいた中国人ファンの人たちがめちゃくちゃ喜んでいて、実は大事なことなんだなって再認識できました。恐らくキャストが思っている以上に嬉しいんじゃないか。

 

 やけに落ち着いて鑑賞してしまったので、昼の部ではあまり新規の感動は得られなかったとは言え、昨年では絶対に感じられなかったもの。何よりわざわざrevivalが実現した最大の理由。

 初めて生で見る生田輝さん、そして初めて生で聴くその歌声には感慨を越えた感銘を受けていました。

 そう、この時やらなきゃいけない事を無数に抱えていて(今もや)、昨年の大興奮!とは真逆の、落ち着く賢者タイムに突入していたのだと思います。

 落ち着いて散策しているように見えますが、マックとかあるフードコートがどこかわからず、夜の部までの隙間時間を完全に迷子と化して無為に過ごしたことは反省材料として覚えておきます。

 

 本当にこの日は手をパタパタさせてペンギンさんでしたもえぴ。𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖の振り入れ中に「ペンギンさんのとこかー」と零して振付け師に「ペンギンさん!?」と訊き返される可愛いシーンが𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖『マイペースにマーメイド』のMVメイキング円盤に入ってるのでシングル限定盤購入してください。

 

 そして夜の部へ。

 夜の部は一階ほぼ最後方ですが、立ちこめるスモークによる臨場感、そして重低音の体感が昼の部とは桁違い。

 

 何より、全員曲でずっと9人の姿が横並びに広がっている、初めて揃ってる様を見れた「スタァライト九九組」のシルエットをただただ堪能し、英気を養っておりました。

 あの九人横並びの姿から始まった2023年、絶対いい年にしてみせると今改めて誓う次第。