【harmoe Advent Calendar 2024 day.11】となります。
当記事執筆中に埋まりました。
今年のharmoeを語る上で良くも悪くも忘れられない舞台『パリピ孔明』のこと、記憶が完全に風化してしまう前に憶えている/メモを残している範囲で触れていこうと思います。
アレは一体なんだったんだろう?
舞台裏など知る由も知れる由もない、舞台外で右往左往している一般客のレヴュー。
スタッフ
キャスト
【KABE太人】高尾楓弥(BUDDiiS)【オーナー小林】なだぎ武
【ミア西表】立道梨緒奈【ファン1号】大野紘幸
【赤兎馬カンフー】沖野晃司【唐澤】碕理人
《アンサンブル兼任》
【双葉】眞鍋杏樹(NMB48)【ミアのマネージャー】大澤信児
【MASA】宮尾楓【TAKU】岩崎友泰【一夏】夏目桃佳【BB lounge ボーイ】水田達貴
【AZALEAスタッフ】浅野郁哉【秘書】木村真梨子/King boy(アケガラス)
《ラップバトル日替わりゲスト》
東京公演:DOTAMA/稲垣成弥/TKda黒ぶち/(輪入道、コロナ罹患で出演休止)
千葉翔也/MICRO(HOME MADE 家族)/盛山晋太郎(見取り図)
大阪公演:杉本青空(からし蓮根)/笹本はやて(ネイチャーバーガー)
【会場】
東京公演 天王洲 銀河劇場 5.3(金・祝)~5.6(月・祝)
大阪公演 サンケイホールブリーゼ 5.10(金)~5.11(土)
harmoeとしてのオファーではなく、それぞれのオファーが奇跡的に重なったという奇縁にして、二人が舞台少女として積み重ねてきたその結晶ともいえる舞台。
harmoe公式も本作をきっかけに、harmoe外の活動のこともharmoe公式内で積極的に名前を出していくと公言したことも印象深いです。
共演者にはかつて各々の舞台で観た方たちも多く並び、演出はもえぴも子供の頃から慣れ親しんでいただろう石田明。
そして会場はスタァライト思い出の地にして三船栞子の聖地:銀河劇場。
すべてが二人の為にお膳立てされたご褒美のような作品になる予感がしていました。
以下、自分の感情を思い出す為にも当時のポストと交互に触れていこうと思います。
東京公演初日、5/3(金)。
#パリピ舞台
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月2日
予習終わり!
1巻しか知らなかったけど意外と漫画的カリカチュアな表情の魅力がある漫画なんですね、面白かった〜
しかし、先にharmoeの舞台があって後からコミカライズしましたくらい二人にしか見えないのビビるな(ななみんが小泉さん過ぎる為、同じコマに並ぶと英子も化ける) pic.twitter.com/3hEXj09CqD
#パリピ舞台
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月3日
パリピ孔明を観に最寄りのりんかい線天王洲アイルの改札出ると三船栞子さんがお待ちしてた
銀河劇場は栞子のMVの舞台でもあるので、もはや完全に小泉萌香のシマ pic.twitter.com/Jg0enIdPD6
#パリピ舞台 #harmoe
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月3日
着きました 快晴! pic.twitter.com/ujKWeqDZjJ
#パリピ舞台
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月3日
入場しました
let's party!でございます pic.twitter.com/LzQoALAM3J
#パリピ舞台
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月3日
アクスタ開封
ファン一号くん、英子から浮気したんか pic.twitter.com/lOmRNMzuXx
ここまで、いかに自分が浮かれているかよくわかります。
そして会場のホワイエにまで入って初めて、このアナウンスを知りました。
【5月3日(金・祝)、5月4日(土) の公演について】
— 舞台『パリピ孔明』公式 (@paripi_stage) 2024年5月3日
久遠七海役・小泉萌香さんにつきまして、昨日からの喉の不調により、製作委員会で協議の結果、5月3日(金・祝)、5月4日(土)の4公演に関しては、収録音源の使用、声のみ代役(アンダー:椎名朱音さん)を立てるなど、一部演出を変更し上演いたします…
舞台裏では恐らく寝る間も惜しんで様々な対策が取られ、その結果としての当日昼発表タイミングである事は想像に難しくありませんが、しかし寝耳に水の自分にとってショックは抑えられない。
この時点で握っていたチケットは3日と4日のみ。それでも経済事情的には大奮発です。
何より小泉さんの声は大丈夫なのだろうか。どうしてこの特別な晴れの舞台でこんな。
たしかに昨年の夏からharmoe延々交互に体調崩しているように見えたしなぁ……etc。
動揺は続きます。
うわ〜
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月3日
開演直前、観劇する日どちらもぴ歌唱なしのショックとこばん。君脅威の神引きの恩恵でランダムアクスタ揃った興奮とでパニックです。
パリピになって楽しむしかない。行くやで。 pic.twitter.com/PWkI2qIbNQ
それはそれとしてアクスタは揃えました。それはそれだよね。ありがとうフォロワー。
正直言って気持ちの切り替えは出来ていませんが、客席へ。
日替わりラップバトルゲストを迎え討つことになるラッパー役、King boy(アケガラス)がターンテーブルらしきものを弄り、劇場をクラブにして雰囲気を盛り上げる。
ちな撮影OKだって開演前DJが#パリピ舞台 pic.twitter.com/xthuKPW7SO
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月3日
舞台初日を見守るという緊張感のお陰で、少し気持ちを盛り返してきました。
そして始まる本編。感想は――?
一気にポストを続けます。
#パリピ舞台
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月3日
面白かった〜
ほぼ一日でマンガ、アニメ履修して来たのですが、痒いところに手が届く演出・潤色で2.5次元の理想的な在り方でした
これで小泉さんの声が戻れば完璧。その際は最後客席立って踊ってもよくない?
アニメ版が苦戦してたラップ表現がスムーズに立体化してちゃんと上がる⤴️ pic.twitter.com/SqNwnCkI5C
#パリピ舞台
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月3日
よくある「ここ、言い回し一つ変えればもっと自然に笑えるのに」みたいな原作尊重が過ぎて縛られがちな細部を、ここまで適切に改良してる例も珍しい
漫才師の本領だ
俺なんで「演出家ノンスタ石田」を信頼してたのか謎なんだけど、謎の信頼に完璧に応えてくれてて笑う ニヤニヤしてた
#パリピ舞台
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月3日
ネタバレはしないけど、ともかく細かい情報の出し入れウマいし、フォローにも愛がある(佐々木くんのあるオリジナル台詞が良すぎて泣いた)
銀河劇場の装置も兼役アンサンブル含めて役者の個性も活きてる
もっと観に行きたい、、、😭
5日は配信あるのが救い
#パリピ舞台
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月3日
とにかく岩田陽葵のパワー! はるちゃんの歌声が凄いことありきの演出なのに100%成立させてくる
健康的な生足でずっとぴょんぴょんしてた
あと前から思ってたけど「アドリブ受け」が上手い 面白いことが起こったんだなってはるちゃんの反応で伝わるというか
#パリピ舞台
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月3日
harmoeの絆を感じさせる瞬間もあってほっこり
一人一人どこが良かったかいうと割とネタバレだし笑いは鮮度が大事なので伏せますが、本当にみんな良かった、方向性違うけどチェンステの満足感思い出してた
#パリピ舞台
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月3日
これは日替わりなのでネタバレも何もと思いますが、心配してたDOTAMAがいつもの DOTAMAのフリスタでいつもの勝ち方してちゃんと客が沸くのに痺れた
なんでDOTAMA出てくるとホームみたいな空気なんだよ、ここはアウェイであれよw
迎え討ったアケガラスking boyが良い仕事しましたね
#パリピ舞台
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月3日
最初にランダムアクスタ開いて「ファン一号」が続いた時はどうしようと思ったけど、観劇終えるとこの黒子が活躍してる感じ気に入ってる pic.twitter.com/CCi7LppRe8
まず原作は非常に「コンセプトありき」でウェルメイドな作品。同時に今時珍しいくらい健全な精神を保った青年マンガでもあって、それがゆえにクラブカルチャー、はたまたhiphop等のストリートカルチャー全般をスポイルしてしまう、作品の志向性と扱う題材とに齟齬のあるタイトルという印象。
それがゆえに、アニメ化した際にはやはりクラブカルチャーやラップ描写などにその齟齬が見え隠れし、「EDがミヒマルGT『気分上々↑↑』という限界」に顕著な気がしました*1。
これらの弱点が、恐ろしく2.5次元の利点に、化ける。
まず銀河劇場の音響が意外に良く、実際に音を鳴らしてしまうだけで生じる場の臨場感。冒頭からここでアンサンブルたちが踊っていて、ステージを一種のフロアに変えてくれる。またこうしたアンサンブルの多用によって、クラブやライブ会場での孔明の奇策が、そのままコレオグラフィーとして目に愉しく入って来る。
これまたアニメでよく居心地の悪さを覚える「人々を魅了する歌姫」系の設定、なかなか万人を納得させるのは難しいからなのだけど、ここもまた純粋に、本当に英子がそのまま原作から飛び出してきたような*2岩田陽葵さんの小柄な身体から発せられる歌の迫力で自然に納得。
舞台ではシンプルに声量がものを言うという最大の利点が、たしかにアニメならくすぐったい「カリスマ的歌手」という設定を力でねじ伏せてくれる。
そして客降りから入るKABE太人=楓弥くんの、hiphopのスキルを基礎教養としてマスターしてるだろう、現代アイドルの本領発揮。なんというか、「ちゃんとそれっぽい」のだ。
対して「お経じゃねえか」と言われる孔明の、「ラップ風語り」これまた声と本人の圧の説得力で不思議と惹かれる。
この二人のラップが成立してる時点で見せ場としてずっと楽しい。
更にいわば幕間にあたるラップバトル。
バトルMCらしいケンカ腰を吹っかけながら、自分を丸ごと差し出して相手に言い返す素材を与えているKing boyの振舞が巧いし、相対するゲストたちも乗せられてか意を汲んでか彼の隙を素材にして的確にdisり、ゲストが勝つことになっている(なだぎがゲロった)ラップバトルの面白がり方をちゃんと初見の観客に教えてくれる。
アドリブパートを与えられたアンサンブル達も初日はいきなり爆笑かっさらって、フェスのシンガーはいきなり大の字になっていたし、強烈過ぎる「酒声&方言の秘書」も「この人何者なんだ……」と会場ざわつくくらいインパクト大*3。
さらにアンサンブルの影、暗転した細部で暗躍し続けるファン1号の動きと、目がいくつあっても足りない状態。*4
舞台を大きく英子編、KABE太人編、七海編と分けてみて、この第二幕まで完璧に進んでいたのです。
そしてこの日急遽発表された、声を使わない七海の登場。
アンダーの椎名朱音さんの声が流れ、それに合わせて小泉さんが芝居します。
また椎名さんの声が本当に小泉さんに寄せていてビックリするのですが、それまでダイレクトに飛び込んできていた舞台の面白さに、急に透明な見えない紗幕が何枚も降りてきたような、舞台と客席との距離が生じていた点は否めませんでした。
なにか異様なものを見ている――客席に緊張感が生じ、その緊張感を受け取ったのか小泉さんの表情が心細げに見えました。
ただ、だからこそ七海と英子の言葉のキャッチボール。小泉さんが発していない声に、岩田さんが役を越えた生の言葉としか思えない台詞を与え続ける。
もしかするとあの広い劇場でたった二人だけアウェイだったかも知れない空気の中、harmoeにだけ通じた何かが、(小泉さんもビックリしたという)七海の胸にカートゥーンみたいに体ごと飛び込んでいった英子の抱擁にありました。
harmoeが絆を深めた銀河劇場の一幕と、七海と英子が絆を深めた渋谷の夜が、虚実越えて混ざり合う瞬間。舞台は演者と観客の共犯関係で成り立つものだと思っていたけれど、戸惑う観客を遠巻きにした二人だけの時間があった気がするのです。
その日の自分は、感じすぎかもしれないけれど小泉さんの心許無い姿が胸に焼きついてしまい、モヤモヤを抱えたままでした。
色んな界隈の方が英子役の方誰かわいいすごいになってる 本当はね、七海の方の歌声も今日爆発するはずで 英子とセットだとよりいや増すはずで どうか覚えていてくれたら嬉しい
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月3日
#パリピ舞台
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月3日
秘書があそこまで笑い取っていった時の「誰?」という衝撃と、はるちゃんが笑い堪え過ぎて面白い顔してたの忘れられない
思えば横になってたアンサンブルさんも大胆にボケてたし、ちょいちょい意表をつかれる中でリラックスしていったな
こんな事になるなら素直に東京千秋楽のプレミアム握っておけばよかった
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月4日
日替わりゲストで見取り図・盛山はいいやと思ってしまったから、、、誰も悪くない 全部盛山が悪い(盛山は悪くない)
余談ですが、最終的に盛山は悪かったです。
二日目にはアフタートークも予定されていたのですが、
【5月4日(土)18:00 アフタートークに関してのお知らせ】
— 舞台『パリピ孔明』公式 (@paripi_stage) 2024年5月3日
久遠七海役 小泉萌香さんにつきまして、
本日12時頃に発表させていただきました、小泉さんの喉の不調に伴い、
5月4日(土)18:00に実施するアフタートークは、大事をとって登壇を見合わせることとなりました。…
わかっていたとは言え、この2公演だけしか見れないことでとても損しているような気分に。
自分勝手な感情だとは思いますが、そうしてモヤモヤを抱えたまま訪れた二日目。
5/4(土)
#パリピ舞台 #harmoe
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月4日
邂逅 pic.twitter.com/CzsjVvUr4u
#パリピ舞台
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月4日
二日目! 今のとこ握ったチケットはラスト
昨日に続いて今日も表情はバッチリ見える席の筈だし、内容知ったから不必要に落胆する箇所もなくなったと思うので、七海を応援し、英子の歌声に殴られてきます
あと普通にKABEと孔明のラップ好き pic.twitter.com/AvKKca3gq6
記録として pic.twitter.com/osV3EBYp4G
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月4日
#パリピ舞台
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月4日
今日は自引き出来た pic.twitter.com/RjL4shsX79
#パリピ舞台
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月4日
では本日もパリピってきます
今日はアフト付きなので楽しみ😌 pic.twitter.com/f8XOV0eFac
#パリピ舞台 #パリステ
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月4日
昨日は開演直前に知ったのでショックデカかったけど、今日は落ち着いて観劇
声の出ないもえぴ=フェイクの歌手人生を送る七海、にはるちゃん(英子)が歌を届け語りかける場面の台詞の意味がいや増して、特別な時間を共有してる感慨が
そこまで笑ってた分、ギャップもチル
#パリピ舞台 #パリステ
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月4日
初回と客席の笑い所が異なったので若干心配になったけど、孔明が咽せるというハプニングがその後うまい具合に回ってまた新しい笑い所に出会えて楽しい
沖野さんの使い方贅沢だなーと思ってたので今日無茶ぶりでジョイマンさせられて我が意を得たりだった
前半、舞台全般そうですがどうしても初日の笑いの瞬発力を持続するのは難しく、同時に役者の技量に委ねられた「本公演の遊びパート」が段々わかってくる頃。
圧倒的な台詞量(それも完全に高く作った声で)の孔明が若干咽てしまい、それを弄って笑いに変えるカンパニーの親密さも見えて来る。
ランドリーのシーンでの孔明とKABEのアドリブが断トツで長く笑えたのもこの回でした*5。
とは言え第三幕に入るとまたあのいたたまれない空気が――と思って身構えていたら。
小泉さんが完全に椎名朱音さんとのリップシンクに慣れたのか、ただ観劇している自分の緊張が解けただけなのか、それまでの二幕のリラックスした空気とシームレスに楽しめる自分がいました。
そして本作の三幕目、「本当の自分を知っている」互いを見る英子と七海がharmoeに重なって見えた初日の感覚は、完全に必然で、そう仕組まれた構成になっていることにもようやく気付く。
舞台とharmoeを重ねて見ていいんだ、という、それまで抱えていた鬱屈に晴れ間が差すような解放感が残りました。
ただ一方で、これは可能性としても低いのですが二日目は英子の歌も録音に聞こえる箇所が多い気がして、なんだかイヤな予感は覚えました。
ところでアニメ主題歌が『気分上々↑↑』てと思っている話は先述しましたが、うっすらわかっていたとは言え舞台だと化ける。fullで聴くとカーテンコールによく見合うのですが(Cメロをミアが歌い上げるところの絶妙さ)、加えて二日目ソワレでは最高の演出が。
恐らく本人が言いだしたのでは?と思うけれど、登場人物が順に現れる中、ラップバトルもバチクソ盛り上げたTKda黒ぶちが、ここでも曲に合わせたラップを披露。
それだけでステージがゴージャスな空気を孕む。ここの完璧な「SHOW」ぶりがたまらなかった。
どこで誰がウルトラCを出しても良い、そういうエンタメとしての余白の配置が巧みな舞台だったのを改めて思いだしています。
アフトのレポは以下に。
#パリステ #パリピ孔明
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月4日
5/4アフタートーク・レポ(1/2)
うろ覚えですが
とにかくこれからの観劇勢に大事なポイント
・MCバトルの勢いのまま拍手も手拍子も盛大にしてくれていい! 遠慮しないで! なんならバトル中は声出してok! pic.twitter.com/jYxldau4mK
#パリステ #パリピ舞台
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月4日
5/4アフタートーク・レポ(2/2)
みんな不調には言及しない形でもえぴに触れてくれてて、良い空気のカンパニーなんだなって伝わったのが嬉しかった
楓弥くんいい子! はるちゃんとの並び可愛いんだけどまだ10代で怖ろしい pic.twitter.com/iLFXb9EJzD
#パリステ
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月4日
今日、七海が歌の前に決意表明するところとか「え、生声に戻った?」と思うくらい椎名朱音さんの声がぴにシンクロしてて吃驚しちゃったな 決してアニメ声ではなく絶妙な震えがあって、椎名さんがぴに寄せたというより朱音さんもぴも同じく「七海に寄せた」結果生まれたリアルが
#パリステ
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月4日
七海と英子の姿がharmoeに重なって見えた次のシーンでそれを藤田さんと沖野さんが見守っているかのような図、昨年『DOLL』と『爆劔』観てたから世界が二人を見守ってくれているような気になってそこでちょっと泣いてしまった
#パリステ
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月5日
黒ぶちゲネから参加してたそうでカンパニーの一員みたいな馴染み方してた(アドリブも、昨日はないEDの参加の仕方も上がる
バトル、DOTAMAもだけどちゃんとお客さんが「これは勝ったな」と思えるロジックの勝ち筋やってて、生で観るバトルMCの醍醐味知った気がする
言葉が聞き取れる強み
ソールとSoul (feat. ELIONE & CHICO CARLITO) https://t.co/tfgbotO9vs @YouTubeより
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月5日
昨日黒ぶち気になった人よければ聴いたって#パリステ
#パリステ
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月5日
何が吃驚したって銀河劇場の音響ですよね
あまり観劇にいって音響気にすることなかったけど、舞台で複数個所で芝居させてるから音のメリハリでライブステージへの注目を促すところや英子の歌声が響くところ、マンガやアニメでは出来ない説得力があった
さて3日目からもえぴの完全復帰が発表されました*6。
ここまで面白い舞台。完全版を見ないと落ち着かない。
いよいよ観念して財布とスケジュールを絞り出して東京千秋楽を買ったところ、今度は3日目観劇にいったフォロワー達からこんな声が入ってきました。
「今度ははるちゃんの喉がやられてる」
もっというとフォロワーやお客さん達の中からも、「銀河劇場に入ると気道がキュッとしまって咳が出る」という声が。スモークの関係なのかはたまた……?
こうなると昨日の藤田さんも喉やられてた可能性が
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月5日
先月、コロナ後遺症が一ヶ月後くらいに来て(口内パッサパサになった)辛かったから、はるもえの喉パッチの数になかなかショック受けてる
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月5日
2.5次元てアニメの再現に終始する事が多いけど、ノンスタ石田は原作、アニメ双方素材として良いとこ取りしてるのがフットワーク軽くて上手
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月6日
どちらでもない良いシーンもあって、もしかしてドラマ版なのか、オリジナルなのか#パリステ
感情をどう持っていけばいいかわからないまま、東京千秋楽。
自分の観劇はここで最後でした。
#パリステ#はるパリピ#もえぴへ
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月6日
東京千秋楽、楽しんでいきましょう🪩✨ pic.twitter.com/X2cCCh66Bf
これは声を大にしていう事ではないのですが、二日目はるちゃんのあれこれに見惚れていたら好きな演出を見逃したので(舞台上で同時に色んな事が起こる)、今日はリセールで二階席を取りました
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月6日
#パリステ
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月6日
ありがとう英子ちゃん 音楽さいこ〜!! pic.twitter.com/vwF49TXDnm
#パリステ
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月6日
男性キャストファン多しとは言え、harmoeファン東京支部大集結くらい見た顔の方が行き交うロビー
英子、七海、みんな見てるよ〜😎🪩✨#harmoe
#パリステ
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月6日
2階プレミアム席全然見やすい
銀河劇場捨てるとこないな pic.twitter.com/VK6F7amzk3
#パリステ
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月6日
東京千秋楽お疲れ様でした🙌
シャンディーガフで乾杯🍻 pic.twitter.com/YGoLR51cP0
#はるパリピ#パリステ
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月6日
英子ちゃん、孔明の故郷の味だよ
銀河劇場出てすぐ中華屋があったので勢い呑み
ずっと水配りたくてうろうろしてる中国人のお姉さんが愛らしかった pic.twitter.com/2Gnqy3eIlb
初めて知る、想像以上に掠れてもはや別人だったはるちゃんの声。
このハスキーボイスにも味があって悪くないと思えてしまうジレンマも抱えつつ、結局自分は一度も舞台『パリピ孔明』の「完全版」を観れないのかという煩悶とちゃんと向き合って、その上で今この時の舞台を目に焼きつけようと思いました。
それはきっと舞台上のキャスト・スタッフも同じ。
今出来ないことと今出来ることを適切に見極めて面白い選択を続けるライブ。
主演・英子の声がとっくに限界を迎えていることは明らかで、だからこそみんな自分の持ち場をそれぞれにピークまでもっていく。伸び続ける上演時間。飛び込み参加する演出家本人。増え続けるアドリブ被害者。絶対盛り上げようとする客席の熱気。
ショウ・マスト・ゴー・オンを肌で理解しました。
この日の印象的な出来事として、
・アドリブパートで初日の笑いを取り戻してきた。
・七海英子孔明に続き、秘書さんまで、やけに咽せていた。
・「はるちゃんが水を飲む」というお決まりの行為が、切実な意味を宿した。
・明らかに英子の休憩時間を稼ぐために、孔明が暴れ倒した。
・バトルラップで見取り図盛山が観客がしらけるネタを発し、ゲストで初めて敗北。
カーテンコールでそのせいで負けたと自分で認めていたあたりに、
今の吉本興業の追い込まれた空気を感じましたお疲れ二度と来るな。
とにかく、舞台と客席一体となって(盛山以外)「最後まで走り抜け」と願いながら祭りが続く、忘れ難い熱狂がそこにありました。
七海ー! 英子ー! King boyー!などなど、二日目アフトでの石田の意を汲んで参加できる範囲でイチ観客として声も上げ続けたり。
そもそも舞台に完成形などない、一期一会の媒体だとわかってはいても、「完成品に会えなかった」という後悔が熱気と表裏一体で焼き付いた、忘れ難い四日間となりました。
#パリステ
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月6日
誰とは言いませんが見取り図・盛山のアホが本作のハッピーなバイブスに水を差すネタを入れたんですけど、
・それが原因でゲストで初めて負ける
・なだぎからも指摘される
・本人もそれが敗因だと自分で理解する
これがパリステの、ネガを吹き飛ばす陽のパワーを物語ってたと思います
#パリステ
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月6日
今日今まで東京公演で培ってきた経験からかみんなアドリブ出来る(それでいて笑いに勝算のある)範囲でアドリブしまくって、予定時間25分オーバーしたんですけど🤣
結果はるちゃんが水飲みながら座り込んで孔明の無茶ぶりを楽しむ時間が出来ててやさいせいさつ🥤
#パリステ
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月6日
観るごとに孔明の、藤田さんの自由度が上がってて(あの声で本当に凄いと思う)「マジ『パリピ孔明』じゃん」になるのも楽しかったです 孔明扇の使い方この4日でも見違えるほど豊かになってずっと動いてるw
#パリステ
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月6日
東京千秋楽、舞台に二人きり、交差する照明
たっっっぷりと間を取って覚悟を決めた英子が七海に向かって歌うアカペラ はるちゃんの掠れ声が切々とした歌声に代わって、歌詞の中の「i love you」が強く響いた あの瞬間の為にこの4日間が、はるちゃんが駆けあがってきた今までがあるくらい
今回、他のシーンで皆の執拗なアドリブが様々な「間」を生んでたからこそ、はるちゃんが音源ではなく生であの曲を歌う、その為に呼吸を置く余地が生じていて、そのチームプレーにも感謝 帰り際周りのお客さんみんな「あの子のアカペラで息を呑んで、、、」って話してた#パリステ #はるパリピ
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月6日
そしてこれは初回からだったけど、二度、英子が七海に抱き着く距離感がすごい 抱き着く方も抱き止める方も慣れ過ぎててw あそこだけずっと二人の時間というか、お互い舞台上にあのホームがあるから乗り越えてこれたのかなと思った#パリステ #はるパリピ
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月6日
最後に。
東京千秋楽での石田の言動を自分なりに面白おかしいものとして伝えようとしたところ、現場にいない人達から批難の声が上がり、ミニマムな炎上状態となってしまいました。
#パリステ
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月6日
開場前、DJにつまみ出されて演出家が土下座してました
石田「キャストの声が枯れるまで稽古で長台詞を言わせたのは私です、すいませんでした! 正直公演中止にしようという声もありました、でもキャストさんが最後まで演じたいと仰ってくれて、その声に甘えました、全て私の責任です!」 pic.twitter.com/ZIgSkVcq3T
フォローさせてください
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月6日
ここで石田が全て笑いに変えたおかげで、この先はるちゃんがロッカーみたいにカスッカスのハスキーボイス(まったく知らないはるちゃんで、語弊あるかもだけど、これはこれで格好良かった)が何しても、お客さんが応援するような形になり、そしてあの感動の瞬間に#パリステ
本当に石田のせいなのかはかなり疑問符付くと思います
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月6日
今日は通訳も喉やられてて、これは稽古どうこうじゃなく、スモークか何か、環境に因子があるのかなという声の方がしっくり
ただ演出家として全てを自分の責にする事で、今日を盛り上げる為の最適解を選択したように受け取りました#パリステ
現場の空気共有してない人に伝えるの難しいな
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月6日
ここ超笑いどころですし、ここで石田が出てきた事がその後の笑いにも機能してました
今日の舞台パリピ孔明、あらゆるハプニングを逆手に取って、間違いなくナマモノとしての舞台の神様が宿ってました
面白い写真取れたと思っただけなのに😭#パリステ https://t.co/iFqhGHuyZ0
・ミアを悪役のまま退場させず、矜持を見せた
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月6日
・アゼリエの服から露出をカットした(この為に、より生々しい業界臭も生じる)
・煽動されるファン達を衆愚として描かず、モブ一人一人にこだわりがある
等等
演出家としての石田明、この一年見た舞台で倫理的な信頼感はトップクラスでした#パリステ https://t.co/iFqhGHuyZ0少なくとも初回から見ていた自分はここで石田が言いだすまで「舞台に何か起こってそうだが、それが稽古にあった」という可能性すら抱かなかったのですよね(先に不調だったもえぴは出番少ないですし)
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月7日
勿論本人に自覚があるなら反省はしてほしいものですが…… いずれ検証がなされることを願ってます
パリステ
— 鈴木ピク (@pumpkin_crack) 2024年5月7日
まず初回が素晴らしくて、後半七海が音源で入ることでそれが若干崩れてしまったこと除けばみんな完璧に仕上がっていたので、稽古期間中に問題が~みたいなことをそもそも思わなかったんですよね(小泉さんにしても出番少ない訳で)
その前提の有無で開演前の受け止め方違うのかなと
自分のフォローもすべて上記のポストに入っていますが、四日間ずっと何があったのかとモヤモヤしていたものが、開演前に石田がすべて自分の責として笑いを取ったことでひとまずリセットされたというか、改めてまっさらな気持ちで舞台と向き合えたのは確かです。
そして本人が言いだすまで、この一連の体調不良の連鎖を「演出のせいじゃないか」と訝しんでいた人なんてそもそもいないだろうと。恐らく演者自身の責を疑う声はあっても。
端から見れば軽薄すぎる言葉かも知れませんが、あの日あの場でとった演出家の選択として、個人的には今でも「正解の無い中での誠実な解の一つ」ではあったと。
舞台版『パリピ孔明』の美徳として「ヘイト役をただの悪役で終わらせず矜持を見せる」「アンサンブルを活かしたことにより、ファンが衆愚ではなく一人一人意志を持った存在に見える」という特徴があると個人的には思っていて。
それはパンフで石田自身が語っていた「(自分は追っかけの子に声かけられると嬉しいから)ファン一人一人に見せ場を作りたい」「(相方が言いたくない台詞ってわかるから)言いたくない台詞は言わせたくない」といった素朴な信念、そういう意志がカンパニーに伝播しているのではないかという気がしました*7。
あのどこまでも胃がキリキリする現場が、今振り返ると最後は熱狂と共にある幸せな余韻で終わっている。
決して不幸なだけの舞台ではなかったと今も思っています。
harmoeのかすれた声を思い出していたら自分自身ものど風邪にかかってしまいまして、推敲もままならない駄文で大変失礼しますが、こちらでharmoe Advent Calendar 2024 Day.11〆とさせていただきます。
では終わり際も潔かった舞台『パリピ孔明』ラスト3行の台詞を残して。
七海「英子。またいっしょに歌おう」
英子「うん。絶対に歌おう」
孔明「天下泰平の計Vol.1。これにて完成です」
Vol.2、はよ。
*1:『パリピ孔明』アニメ化するなら細部ははちゃめちゃ手を入れて面白くアレンジすればいいのにと思っていたので。実は連ドラ版はそうしているらしいウワサは聴きます
*2:漫画『パリピ孔明』の魅力の一つ、シンプルに英子のリアクションの描き込みがマンガマンガしたクラシカルな魅力があるのは読み返しての発見だった。当然はるちゃんはその表情をちゃんと盗んでいる
*3:この人の声が聴こえるたびにクスクス笑いが起きたので、結果その後の兼役の台詞減らされてましたよね?
*4:配信で見るとアンサンブルの動きの推移の面白さは見切れていましたが、逆に別々の場所にいるはずの英子、ミア、孔明が同じダンスをシンクロさせている、といった細かな芸が
*5:やり過ぎだったのか、以降控えられてた
*6:後に視聴した配信された3日目、二人とも声カスッカスで痛ましく、涙が
*7:だからこそ「本人が着たくない衣装を着せる」唐澤は、そこにどんな信念があろうと役回りが悪役となる