準備が整ったので、マイ「2010年代映画ベスト100」の発表です。
元は乙郎さんのこちらの記事に触発されたものであることを付記させて頂きます。
触発されてから時間かかったな。。。
まだ2010年代は終わっていないけどとりあえず。
— 乙郎さん (@otsurourevue) 2019年11月23日
2010年代映画ベスト100|乙郎さん @otsurourevue #note
#2010年代映画ベスト
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10年分の鑑賞履歴から100本を選ぶのは至難の業なので、各年度別にその年の思い入れある作品上位20本を選び、その中+この一年で新たに鑑賞した作品いくつかを含む中から選出。さらに監督が重複しないようにチョイスしました。印象の重なる映画も片方省いて片方選ぶ、などしているのでこれでも私感の中においてさえ公平とは言いがたいのですが。
年度別リストは以下の通り。
純粋に映画の出来が良いと思う作品を選ぶとまた全然違ってくるだろうなとは思いつつ、この手法じゃないと永遠に選びきれなかった気もします。
それではベスト100、発表してまいります。
流石にここに順位を付けるのは難しく、順不同で100本です。
これが俺の答えだ!
※追記.漏れに気づき、
OUT > ブリッジ・オブ・スパイ IN > パンとバスと二度目のハツコイ
- マーティン・スコセッシ『沈黙ーサイレンス』
- ジャウマ・コレット=セラ『フライトゲーム』
- アレクサンダー・ペイン『ファミリー・ツリー』
- 今泉力哉『パンとバスと二度目のハツコイ』
- アレハンドロ・ホドロフスキー『リアリティのダンス』
- アスガル・ファルハーディー『別離』
- フェデ・アルバレス『ドント・ブリーズ』
- オリヴィエ・アサイヤス『パーソナル・ショッパー』
- 小池健『RED LINE』
- ポール・バーホーヴェン『ELLE エル』
- マシュー・ヴォーン『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』
- S・クレイグ・ザラー『ブルータル・ジャスティス』
- ジョー・カーナハン『THE GRAY 凍える太陽』
- キム・ビョンウ『テロ、ライブ』
- ジェフ・ニコルズ『テイク・シェルター』
- カルロス・ロペス・エストラーダ『ブラインドスポッティング』
- デヴィッド・ロバート・ミッチェル『イット・フォローズ』
- ナ・ホンジン『哀しき獣』
- ロバート・ゼメキス『ザ・ウォーク 3D』
- ヤン・ヤーチェ『GF*BF』
- アンソニー・マラス『ホテル・ムンバイ』
- ライアン・クーグラー『クリード チャンプを継ぐ男』
- シルヴァン・ショメ『イリュージョニスト』
- 京田知己『ANEMONE 交響詩篇エウレカセブンハイエボリューション』
- ドリュー・バリモア『ローラーガールズ・ダイアリー』
- スティーブン・クォーレ『イン・トゥ・ザ・ストーム』
- ジェームズ・マンゴールド『LOGAN/ローガン』
- アッバス・キアロスタミ『ライク・サムワン・イン・ラブ』
- シェーン・ブラック『ナイスガイズ!』
- アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
- デヴィッド・ロウリー『さらば愛しきアウトロー』
- ダンカン・ジョーンズ『ミッション:8ミニッツ』
- イ・ヘジュン『彼とわたしの漂流日記』
- ヴォルナー・ヘルツォーク『バッド・ルーテナント』
- ロヘナ・ゲラ『あなたの名前を呼べたなら』
- デヴィッド・フィンチャー『ソーシャル・ネットワーク』
- レニー・アブラハムソン『FRANKーフランクー』
- ドゥニ・ヴィルヌーヴ『プリズナーズ』
- 上田慎一郎『カメラを止めるな!』
- ヤン・イクチュン『息もできない』
- フアン・ソラナス『アップサイドダウン 重力の恋人』
- マイケル・フラナガン『ドクター・スリープ』
- ジェレミー・クラバン『失くした体』
- トーマス・アルフレッドソン『裏切りのサーカス』
- キャサリン・ハードウィック『赤ずきん』
- セオドア・メルフィ『ドリーム』
- グレタ・ガーウィグ『フランシス・ハ』
- 田中裕太『映画 スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』
- トム・フォード『シングルマン』
- 山田尚子『リズと青い鳥』
- ジョン・カーニー『シング・ストリート 未来へのうた』
- 高畑勲『かぐや姫の物語』
- ポール・キング『パディントン』
- クレベール・メンドンサ・フィリオ『アクエリアス』
- デヴィッド・F・サンドバーグ『シャザム!』
- トッド・ヘインズ『キャロル』
- クリント・イーストウッド『ジャージー・ボーイズ』
- ニール・プロムカンプ『第9地区』
- レミ・シャイエ『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』
- タル・ヴェーラ『ニーチェの馬』
- ウ・ミンホ『インサイダーズ/内部者たち』
- ダニー・ボイル『スティーブ・ジョブズ』
- トマス・ヴィンターベア『偽りなき者』
- ジョー・コーニッシュ『アタック・ザ・ブロック』
- 濱口竜介『寝ても覚めても』
- ハーモニー・コリン『スプリング・ブレイカーズ』
- 新海誠『君の名は。』
- ジョーダン・ヴォート=ロバーツ『キングコング 髑髏島の巨神』
- バルタザル・コルマキュル『2ガンズ』
- スコット・S・バーンズ『ザ・レポート』
- 白石晃士『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!FILE-04【真相!トイレの花子さん】』
- デヴィッド・イェーツ『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使い』
- 河森正治『劇場版マクロスF 恋離飛翼~サヨナラノツバサ~』
- ギャスパー・ノエ『エンター・ザ・ボイド』
- クリス・バトラー、サム・フェル『パラノーマン ブライスホローの謎』
- ジャック・オーディアール『君と歩く世界』
- ジェイソン・ライトマン『マイレージ、マイライフ』
- ジェームズ・ワン『死霊館』
- トニー・スコット『アンストッパブル』
- ショーン・ベイカー『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』
- 片淵須直『この世界の片隅に』
- キース・メイトランド『テキサスタワー』
- ジョシュ・トランク『クロニクル』
- 岩井俊二『花とアリス殺人事件』
- ウディ・アレン『ミッドナイト・イン・パリ』
- ガース・ジェニングス『SING/シング』
- ディアオ・イーナン『薄氷の殺人』
- アルフォンソ・キュアロン『ゼロ・グラビティ』
- ローランド・エメリッヒ『ホワイトハウス・ダウン』
- ミア・ハンセン=ラヴ『あの夏の子供たち』
- クエンティン・タランティーノ『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
- イリヤ・ナイシュラー『ハードコア』
- ポール・トーマス・アンダーソン『ファントム・スレッド』
- ジョン・ファブロー『シェフ 三つ星フードトラック始めました』
- フィル・ロード、クリストファー・ミラー『LEGO(R)ムービー』
- ナタウット・ブーンピリヤ『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』
- ジョー・ジョンストン『ウルフマン』
- チャド・スタエルスキ『ジョン・ウィック』
- リッチ・ムーア『シュガーラッシュ』
- 石原立也、武本康弘『涼宮ハルヒの消失』
以上です。大震災の前年からコロナ禍の前年までの個人的な10年間をこれでもかと凝縮した100本なので、それなりに味わったり参考にして頂けたら幸いです。
何より、ベスト選考作業にあたって「(自分にとっては観るべきタイトルなのに)観ていない映画」が大量に判明したことが大きかったです。大いに反省。
以下、未見リストのほんの一部。監督至上主義的なチョイスから。
『私はこうした映画を観もせずベストを選出しました。』看板を首から提げます。
何も変えてはならない
ホース・マネー
郊遊 ピクニック
西遊
彼女が消えた浜辺
ある過去の行方
サウダーヂ
ハッピーアワー
ブロンド少女は過激に美しく
シチリア!シチリア!
エレナの惑い
裁かれるは善人のみ
ラブレス
ゴダール・ソシアリスム
さらば、愛の言葉よ
イメージの本
ビリー・リンの永遠の一日
エヴリバディ・ウォンツ・サム!
30年後の同窓会
トスカーナの贋作
無言歌
ポエトリー アグネスの詩
バーニング 劇場版
クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち
ナショナル・ギャラリー 英国の至宝
ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ
エクス・リブリス ニューヨーク公共図書館
オン・ザ・ミルキーロード
世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ
ローマ法王の休日
奪命金
ハッシュパピー~バスタブの少女~
レッド・タートル ある島の物語
セデック・バレ
パッション
蝶の眠り
セインツ ー約束の果てー
ピートと秘密の友達
罪の手ざわり
山河ノスタルジア
帰れない二人
像は静かに座っている
MUD -マッド-
ミッドナイト・スペシャル
ラビング 愛という名前のふたり
そろそろ「オールタイムベスト」的な戯れからフェイドアウトしていこうと考えているので、ここからしばらくの一連の投稿を以て最後の花火にしたいと思います。