穏やかな教室を眺めてた ー 『𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖ティーパーティー Special』感想

1/22(日)イイノホールにて行われた『𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖ティーパーティーSpecial』昼の部、参加させていただきました。

 

 

事前に一切内容のわからないイベント。

開演前願っていたのは「ともかくリラックス出来る環境」「𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖に必要以上に負担のないパフォーマンス」で、ミニアルバムの新規初出しもある事を考えると若干難しいかな、リリイベで次のプロジェクトの告知する時みたいに急な新曲お披露目とかやるのかなと予想していたのですが、、、。

 

いきなり予鈴が鳴り、机と椅子が並べられ、そしてスクリーンに映し出される、一発で濱みとわかる『陽萌学園』のロゴ。

「これは、学園パロの時間だ。。。」

そうルームメイトが思ったか思わないかくらいにステージへ飛びだしてくるharの全力の学生演技(『王妃の帰還』~ってなる)で、まさか開巻0.5秒で場内爆笑に包まれるなんて。

「言わずともこの舞台立てならわかるでしょ?」といったファンへの信頼が嬉しく、harの思い切りの良さに比してmoeが早速吹いちゃっていつものgdgdな空気に。

共にインナーカラーの入った二人の制服姿、古典的な学生イメージでもなく、かといって不良やギャルというほど学園から浮いてる感もなく、なんつーか、すっごい良かったです。ギリ、オッサンに消費されない女学生感があるというか。

 

空いた席が一つあるのでそこに誰か(ボス)来るかな~と思いきや、教壇側にケンタ登場! canvas sessionにしか出さないと明言されてたのに! しかもスーツ着てる!

ケンタが仕切ってくれたらもうこっちのもんですよ。

さらにケンタが喋ってるとジャージ姿のニキがカメラマンとして登場して、もうこの時点で完全に安堵してました。

「ともかくリラックス出来る環境」「𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖に必要以上に負担のないパフォーマンス」

これはどうやら叶いそうだぞ、想像より斜め上のセッティングで。

 

「間が開く」ことも「客席に背中を向ける」ことも恐れないルームメイトに対する信頼(何せ昼夜完売してるんですから)と、普段裏方で𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖を支えてくれる面々がとうとうステージの上でもいっしょに「演じて」くれてる祝祭感と。

これが、これが見たかったのです。。。

 

1限目 社会

 

「これだから女性声優さんは隙だらけでお馬鹿でまいっちゃうなぁ」と思いたい声豚の欲求も満たしつつ、まったくわからない問題も出てきたので隙だらけでお馬鹿な上に女性声優ですらない俺はどうしましょうか。

開巻0秒の時点からずっとリラックスして「本当にホームだった」と語るharの、ケンタに向かって「え”え”?」と雑な返事する油断の仕方が嬉しかったし、守りたい、この居場所、って気持ちに駆られておりました。

 

2限目 数学

 

SEおじさん、ジャージ着てても教師じゃなくダメな学生感出てるので、教壇じゃなくて「こっちの席」なのがやたらジワるんですよね。

そして採点結果の奇跡のようなハプニング。伏線回収にしても出来過ぎてて、どうかしてるくらい会場が笑いで揺れたの覚えてます。

 

3限目 体育

 

かなみ先生とかなかおりの登場。これも嬉しかったな。イベント後のティーパーティーでボスが「他のダンサー以外は今日は勢揃いだったね」と言ってくれていたフォローも嬉しかった。

「ホームだ。ここがホームだ(自分じゃなく𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖の)」という多幸感と、ダンスを覚える過程を目の前で見れる興奮とでずっとポカポカしていました。

ずっとリズムキープしてるだけでもう凄いのですが(最終的に崩れたmoe「裏拍だから!」)。

 

4限目 家庭科

 

実は1,2,3と見世物として引き締まってきていたところ、ここでまた一気に弛緩してグダるのも良かったです。ステージの上も下も恐らく裏側も、みんなが弛緩している幸せな時間。

二週間前にオケコン、一週間前にR3BIRTHユニットライブでシャカリキ忙しくしてたmoeのこれ以上頑張ってるとこは正直見たくないよって、どうも本気でそう思っていたらしく、心底納得してる自分がいました。そして同時にこの会場にいるみんなそういう気持ちなんだろうな~と。

とは言え目隠しした途端にサービス精神の塊となる二人の動き、すべてが可愛かったです。

 

5限目 音楽

 

急に学園パロ設定を投げ捨て「音楽担当」という謎ポジションで出てきたニキ解説による、𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖ミニアルバム『Villans:impress』怒濤の曲目紹介。

昨年4月のリリイベ初回に参加出来た時の、ボスによる怒濤の𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖各企画書、アルバム曲目紹介を思い出ししていました。

「やるんだな? ライナー。ここで!」

ニキが嬉しそうに自分の目論見の数々を解説している様を生で見れたのも、こう、「回収したぞ」という充足感です。ReoNaの『ないない』に似た新曲があるという話あったと思うのですが、あれはBrilliant and badなのか他にあるのか。

個人的に『私のヒミツは』が一番好きなので、そのインストがBGMでずっと流れていたの合わせて、ずっと続いていて欲しい時間でした。もう二時間くらいニキのメイキングトークと(言えないことだらけなので)ボンヤリした𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖の話、聴いていられましたよ。

 

そして、イイノホールを真っ暗闇にしてみんなでスクリーンで観た、『Brilliant and bad』のMV。

楽曲もさることながら映像の全てが好み過ぎて、あの幸せな時間にいられただけでありがとうです。

 

 

思えば「推し(便宜上の語彙)のリアルイベントに行ける機会」というのが一年前の自分ならドキドキもので、一挙手一投足脳内メモリーに焼き付けようとした筈なのですが、もはや完全に日常の一部として肩肘張らず眺めている自分に何よりビックリしていました。

 

フォローしてる方々の呟きやレポ、ブログにあたらなければ記憶も曖昧だったかも知れない。

こんな日が来るなんてなーと不思議な気分です。

だって二人の娘がもう大学に進学するって言うんですよ。はるきともえかって言うんですけどね。つい一週間前に、大勢の父兄さん達と授業参観してきたばかりなんですけどね。

時間が流れるのは早いもんですね。

瞬きしている間に、あの子たちも夢だった声優や舞台少女になって、アーティストデビューしているのかも知れないなー、遠い存在になっていくんだろうなーなんて想像して、少し寂しくなっちゃったりして。

だからあの日のことくらいせめて、忘れずにしっかり覚えておきたいもんです。とか言ってすぐ朧気になってしまうのでしょうが。

 

ふぁぁ。。。眠くなってきました。ではそろそろ、おやすみなさい……Zzz……今晩は悪夢を見ませんように。

 

 

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