2017.11.26 @YOKOHAMA_ARENA
推し達を中心に見ます。
現状、確認出来る最古の九九組のパフォーマンス映像?
「全ては繋がっているんだなぁ」という感慨が押し寄せてきました。
1.竹達彩奈
・囓りかけの林檎
・Hey! カロリーQueen
・CANDY LOVE
〇スタァライトリアルイベント登壇者ほぼ最後のミッシングピース、叶美空役こと竹達さんから開幕。
〇『けいおん!』OPテーマでポニキャンの歴史を背負い、『だがしかし』OP/EDも披露。
2.KiRaRe
(牧野天音、鬼頭明里、田澤茉純、立花芽恵夢、岩橋由佳、空見ゆき)
・リメンバーズ!
・Do it!! PARTY!!
・君に贈るAngel Yell
〇『虹ヶ咲』屈指のスター、鬼頭さん。
(鈴姫みさこ、恋汐りんご、七星ぐみ、望月みゆ、甘夏ゆず、大桃子サンライズ)
・キメマスター!
・Q.人生それでいいのかい?
・ハートをRock!!
・放て!どどどーん!
・×旋律-Schlehit melodis-
・青春はNon-Stop
〇『連れカノ』ヒロイン、日高さん。
5.スタァライト九九組
(小山百代、三森すずこ、富田麻帆、相羽あいな、佐藤日向、岩田陽葵、小泉萌香、生田輝)
・舞台少女心得
・願いは光になって
・Star Divine
〇伊藤彩沙さんは足首の怪我によって出演辞退。プロジェクトお披露目の場であった横浜アリーナへの九九組揃っての再出演はつまり、二年後あのライブのあの瞬間までお預けだった。。。?
〇まだ黒髪の初々しい小山さん、早口で端的なMCは今と変わらぬスタイルなれど、ものすごい緊張していて、三森さんが心配そうな眼差し。
〇プロジェクト始動したてで告知が多いので、観客が微妙にレスポンスに困っているのが面白い。
〇ひいき目でしょうが、舞台用の飽きさせないフォーメーションで動くので、ここまでの中ではダントツで見栄えが良い人たちだなーと感じました。
〇今見ると、初期曲は既にラブライブ!Saint Snowとしての知名度も高い佐藤日向さんが主役になるようなパフォーマンスが目立つ。
そしてみんな「年々ジャンプが高くなる」と語っているけれど、最初からめちゃくちゃ高いよ!
〇ところで古川知宏監督自身も実は作家としての表現欲やイマジネーションの発露はほぼカットして、あくまで作品に奉仕しているといった旨を語った『劇場版 少女☆歌劇レヴュースタァライト』、そう聴くと「いや、デコトラは流石に個人的なイマジネーションでしょ(笑)どこから出てきたの(笑)」となっていましたが、
「二段に分かれるステージの真ん中を階段で渡し、背景のスクリーンとステージ上を映像と照明でギラギラにデコったライブステージ、デコトラに見える」という発見が収穫でした。
6.ぽにきゃんぜん部!
(生田善子、桃河りか、広瀬世華、桜木夕、高橋菜々美、近藤玲奈、高橋朋伽、新田ひより、木野双葉、植田ひかる)
・ラムのラブソング
・タッチ
7.アギラwithカプセル怪獣's
(アギラ役飯田里穂+トークゲスト:キングジョー役三森すずこ)
・上々↑↑GAO!!
・KAIJUハート
〇ラブライブ!、オッドタクシーの先輩方。ウルトラ怪獣の着ぐるみ達を率いて余裕のパフォーマンス。
〇そういえばこの日、よく見ると輝ちゃんが一年後に参加することになるデレマスの同僚アイドルが八名も。
8.七森中☆ごらく部
・ちょちょちょ!ゆるゆり☆かぷりっちょ!!!
・ゆるゆりんりんりんりんりん
・いぇす!ゆゆゆ☆ゆるゆり♪♪
・ゆりゆららららゆるゆり大事件
〇『ゆるゆり』も三森さん出てませんでしたっけ。
9.MICHI
・I4U
・BRAVE HEART EXTRA
10.讃州中学勇者部
・ホシトハナ
・ハナコトバ
・勇気のバトン
11.O × T
・Go EXCEED!!
〇後々までお世話になりますお喋りクソメガネ兄さん。
12.内田真礼
・グローリー!
・モラトリアムダンスフロア ゲスト:オーイシマサヨシ
・c.o.s.m.o.s
・Smiling Spiral
〇我らが『はめフラ』カタリナ様。最初と最後を田淵楽曲で挟む強さもさることながら、ここにきてライブ演出がいきなり本格化。ダンサー達を使った光の演舞も、曲の強さも、衣装に合わせて水色に染まる世界も、すべてがこの人のための舞台に染まる。
〇正直、ここまでは「推し達以外の時間ちょっと辛いな。。。現地いたら帰ってたかもな。。。」とか考えていたのですが、圧倒的なプロのライブを見せられました。
この時からカタリナ様は推しに背中を見せてくれていたのですね。
〇個人的に『ギミー!レボリューション』が好き過ぎるので、思わぬ収穫でした。
13.三森すずこ
・エガオノキミヘ
・Colorful Girl
・ドキドキトキドキトキメキス♡
・ライスとぅミートゅー ゲスト:竹達彩奈
〇三森さん、今までの「役」の衣装から一転、上から虹色のグラデーションを白いシースルーで覆った爽やかなドレスで登場。
三森「今日、四回目の出演です。みんな今日、私がどこに出てたか憶えてますかー?」
(ぎこちなく数え始める)
三森「えー、まずは『レヴュースタァライト』神楽ひかり役、三森すずこ…… 続いて『怪獣娘』キングジョー役、三森すずこ…… えーっと? 『結城友奈は勇者である』東郷美森役、三森すずこ…… さあ、そして!」
(くるりと翻り)
三森「――ただの、三森すずこです」
〇結果ほぼ三森すずこショーだったこのP's LIVE、実はタイトル命名も三森さん(ポニキャ50周年ということで、チアダンスで使われる可愛いフォントの「Go! Go!」を掛けてみたとのこと)と明かされ、ライブ限定のペンライトも『Colorful Girl』の観客参加パート「カラフルタイム」に対応したカラー配置になってると説明(このカラフルタイム、編集のマジックなのかも知れないけど、現場で参加したら本当に忘れられない光景になりそう)。
本当に三森すずこさん、あなたが仕掛けあなたが演じるあなたのためのライブ。
お見事ですわー。
〇カラフルな傘を持ったバックダンサー、照明、映像演出。『雨に唄えば』を想起させる世界へ。
〇『エガオノキミヘ』と『ユニバーページ』は後に𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖がtheater stageⅠでカバー。『トキメキス』は九九組が三森さんの結婚式で披露したという話でしたが(可愛い曲だけれど、振りは難解)、こうしてすべては繋がっているのだと思うと、𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖がP's LIVEに参加することで完成する円が一つあったのだなと、なるほど不参加になったことへの当人たちの悔しさが遅ればせながらより理解できたかも知れません。
14.ALL Artists
・Let's Go!! ~Sing For Tomorrow~
〇後に九九組、一柳組、Photon Maden、Peaky P-keyの参加したアニサマ2020-11 -CORORS-テーマソング『なんてカラフルな世界』の雛型のような全体曲(どちらもオーイシマサヨシ作)。
〇この後の観客前への挨拶周りも、退場も、九九組が一番最後なので、最後尾からひとつ手前の、まだド無名だったろうもえぴが大観衆を前にまったく臆さず全身で手を振り続けて、なんならちょっと最後尾の輝ちゃんも巻き添えくって残り続ける。
初々しいと呼ぶには大物の風格。
ここからこういう大舞台に無限に立ち続けるんだなと思うと、エモエモで尊みが深いです。
まとめ.
初々しい九九組の姿も貴重ですが、横浜アリーナをほぼ男性オタクが覆い尽くす暑苦しい世界を爽やかな色で染め上げた内田真礼、三森すずこそれぞれのターンに思いがけず魅入ってしまうライブでした。すべてが強かった。