『harmoe mini album「Villans:impress」発売記念イベント《トーク&ミニライブ(&FC会員お見送り会)』3回目に参加してきました.
04.29(土)全電通労働会館.
前日にスマホの機種変し一年間抱えていた充電の心配が消え、レジェンダ原宿へ赴いてMoeka Koizumi Photo Bookを手に入れて同ブランドのTシャツを着込んでいたので、浮かれ気分で渋谷を散策。
宮下公園でお昼食べ、長年見たかったゴダールの『はなればなれに』をヒューマントラストシネマ渋谷で鑑賞し、足取り軽く思い出の御茶ノ水に到着。
#harmoe
— 鈴木ピク😈○◇👿 (@pumpkin_crack) 2023年4月29日
去年サプライズで急遽、そして初めて二人と言葉交わせた街
帰って来たよ、電車に乗って🚃 pic.twitter.com/sMOWOVosQZ
昨夏、ここでサプライズのお見送り会があったのです。あの日の動揺は忘れない。
ライブBDのパッケージサイン会や『きみやすみ』サイン会に続いて翌30日のお話会もと、近々の接近イベント全部落選してしまった*2ショックで、「お見送り会なんてどうせ一瞬だし、もえぴ目すら合わないこともあるし、別にいいや」と半ば投げたような気持ちでおりました。ウソですめっちゃ目論んでいた事はあるのですが、ただ緊張感はさほどありませんでした。
入場。
・会場狭くて距離近い
・自分にとってはリリイベの出発点である安心安全の市松模様
・安定の後方列だけど段差めっちゃ高いのでステージ超見やすい
というグッド・コンディションで、いつになくイベント参加で身軽な気分.
インナーのレジェンダTにおもむろに𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖缶バッチを装着し、ペンラ2本とお水1本を足下に置き準備は万端。
そして本番。
暗転する場内にQUEEN(Brilliant and Badだったかな)のインストが流れ、なかなか登場しない二人。
これは、いきなりミニライブなのか? と身構えチラホラとペンラ付け始める観客。
そこへBaBお衣装の二人登場。
最近イベントでは大体第一声で空気を作る役目のhar、
「どうも、𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖です……」
ラッパーなのか? harがしばし非常にダウナーな空気とテンションで通そうとして爆笑に成功。ふたりの登場遅かったのは単に面白タイミングを狙ってたらしく、また2部でスベり倒してしまった反省があったとのことで、本気で笑いを取りに来てくれました。それで実際に笑い取れるのスゴいんだけど。
これでラストの解放感なのか、こなれてきて弛緩しているのか、この回ずっとBGMに流れている『Villans』楽曲のインストに合わせて𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖がたびたび話を中断、というか一時停止して揺れたり、口ずさんだり、あまつさえharが「まだ存在しない『VOICE』の振付け」を踊り出したり(出来が良い)、忙しなく。
そのたびにBaB衣装の真っ赤なスカートのチュールフリルが小刻みに揺れる様が、その、あまりに二次元めいていて。
「お人形さん過ぎて不気味」とさえ思ってしまいました。
目の前にいるのにおとぎ話から抜け出してきたような存在感。
出来過ぎた虚構がリアルに出現した時に脳が許容しなくなる事を覚えました。*3
と言う訳で、何をしていても「それよりBGMのインストに反応する二人」と「その反応のたびに小刻みに揺れる衣装の良さ」とで至福の一時でしたが、トーク内容は良い意味で内輪ウケ。エチュードも緊張感なさ過ぎて印象に残っていませんしね。
ちょうどいいタイミングの質問コーナーでかなみ先生から「リハーサルでもすぐ𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖の雑談が始まるので止めるべきか」という質問が届き(moe「ひゃああああ(悲鳴)」)、扉にもたれて二人を監視しているかなみ先生の姿がすぐに視認出来るので、このリリイベ全体が「リハーサルの延長」にあって、自分もその「内輪」の一部に混ざれているような感覚が生じていました。
中でもリハ室でみんなでモスキート音で聴覚テストをしていた(もえぴの耳は50代w)、傍らではおじがプランクしてる、とか視覚的にその光景が思い描きやすいお話されていたので余計そう思えたのかも。
2部ではママきママぴが見に来ていて、本番中「ママ来てるよ」とharに囁かれて「う、うん。それを今言われても……」とmoeが反応に困った、というトークもより内輪感を良い意味で高めてくれて*4。
そして二日前に振付け覚えたばかりだという『Brilliant and Bad』披露。
段差席から見下ろせた席得のお陰でバッチリ見れたのが、序盤の振付け、あの高いヒールで、クイック?と呼べばいいのか、踵を瞬時に開いて閉じて、開いて閉じて、という、𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖のみならず恐らくmoeの振付けの中でも初めて見たラインがあって痺れました。
また腕を大きく使って二人が互いを引力で振り合うような場面もあって、色んな意味で「引力!」となっていた。
ペンラも𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖カラーではなく赤で振らせていただきましたが、赤にしている間だけmoeからめっちゃ目線もらえたので正解だったのではと。
そこからはVillansへの予告としても使われていた『Wonder Girl』、からのデビュー曲『きまぐれチクタック』。『ふたりピノキオ』ですね! 完全に失念。
フォロワーで「2nd LIVEの構成への予告になっているのではないか」と指摘している人がいて「なるほど」と思ったのですが、物足りない人がいるのも仕方ないかなとは思いました*5。
個人的には次々とカラフルに色を変えるスクリーンをバックにしたダンスが、『きまぐれチクタック』の間奏で不意に二人のダンスをシルエットのみにした瞬間の格好良さたらなく、「また新しい武器を!」と鳥肌モノで、マンネリ感は抱きませんでした。
BaBのお衣装で見ると、知ってる曲でもまるで異なるお伽話を演じているような異化効果が見えて、このお衣装が今回までなのだとすると、それはなんだか勿体ないなぁとも。
例えばエチュードコーナーでもっとダークな空気を作ってヴィランを徹底させるとか、印象の付け方はもっとあったかも知れません。
みたいな。
段階的に色んな𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖イベントに参加してきた中で、いよいよ𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖の内輪ウケに「同化」している自分がいて、本当を言うと今回何も不満はなく、とてつもなくリラックスして楽しんでしまったのが本音なのですが。でもそれだとファンの裾野は広がっていかないんだよな……というジレンマです。
自分的にはむしろその方がお得なのですが。イベント落選辛いし。
そして最後のお見送り会。サイン会もお話会も外した自分にはここしかなく、上着をしまいシャツをアピール。ただ手を振るだけでなく、ちゃんと二人とお言葉交わしてまいりました。日頃九九組の色んな活動追っていると話す言葉には事欠かないし、どの言葉にもウソは無いので思い切れます。
あと何かが起こりました。
接近イベ全落したからせめてお見送りで悔いのないよう(厄介ではないタイプだと思いたい)アピールしてリアクション頂けて、それは良かったのですが、問題の出来事はその後起こりました
— 鈴木ピク😈○◇👿 (@pumpkin_crack) 2023年4月29日
会場出て目の前の物販列並ぶ
— 鈴木ピク😈○◇👿 (@pumpkin_crack) 2023年4月29日
⇒ 振り向けばお見送り中のharmoe
⇒ 視線こっち来るなと思って手を振る
⇒ 最後のお客さんが会場出てもまだ扉開いてる
⇒⇒ harmoeと俺の三人きりで手を振り合う ⇐⇐
⇒ 全部終わって解放的なはるちゃん、そのまま踊り出す 俺も合わせて踊る
扉が閉まるまで
こんなにイラスト描けないことが悔しく想う時はないかも レポ漫画にして伝えたい。。。何あの不思議な時間 そんな長くもないけど、短くもなかったんですよ ありがとうドア閉めるの遅かったスタッフさん
— 鈴木ピク😈○◇👿 (@pumpkin_crack) 2023年4月29日
二人にとっては他愛ない一幕でしょうが、忘れられない思い出。
本当に、はちゃめちゃ楽しいイベントとなりました。
ありがとうございました。