三種のもえぴ ー 『ブシロード15周年記念ライブ in ベルーナドーム』感想

11月13日(日)、ベルーナドームにて行われた『ブシロード15周年記念ライブ in ベルーナドーム』に参戦してきました。

実際何時頃に終わるのか、SNSでともかく脅される防寒対策、往復はどのくらいかかるのか、雨は降るのか、怖い厄介オタク達に囲まれないのか、というかスタンド席からステージは見えるのか、何より初の声出し解禁ライブ、と、不安の種が無数にあったのですが、例によって予習もせず駆けつけました。

もっと余裕を持って生きたい。

 

 

この「バンドリ」のことを「ガルパ」と呼んでるあたりの予習不足感。何気に映画はほぼ抑えているが、キャラの名前は全然覚えてない、程度にはバンドリも知っています。

橋でノーマスクでブラックニッカの瓶と共に転がってた赤ら顔のお兄さん、入場出来たのだろうか。完全にレギュレーション違反なので入場出来てたらブシロへの信頼はダダ下がりですが、それでも何か同情してしまう哀愁を帯びていました。

 

スタァライトや𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖、各種舞台の客層とは明らかに異なる、法被を着込んだバンドリ勢力の圧倒的な(二重の意味での)声のデカさに呆れ半分、羨望半分で威圧感をひしと感じ、ややアウェイな気分。

それでもミッシェルのコスプレしてた人が、誰にも見られない橋の端っこで頭を脱いでいそいそと食事している様は妙な感動を覚えました。

バンナムフェスの混沌ぶりに比べると(アイマスおじさん、ラブライブ!おじさん、アイカツ!おじさんが入り乱れ、それが近くの席にいたのでだいぶ疲れた)、バンドリで統一された一体感はあったかも。

 

参加させていただいたフラスタを確認しつつ(ありがとうございます)、

屋台のルーロー飯をかきこんで一時避難。

 

覚悟を決めて入場。

ともかく寒いぞ、という脅ししか事前に知らなかったので、構造としてのベルーナドームのデザインに滅茶苦茶魅了されてしまいました。一見のインパクトとしては地元マリンスタジアムより明らかに勝ってる。でも説明難しいですね。ライブより、素直にスポーツ観戦したくなるドーム。

 

開始予定時刻より早く、シークレットのオープニングアクト

 

MyGO!!!!!

・迷星叫

 

 

爽やかなポップスで、本当に普通のロックフェスのオープニングアクトっぽくて雰囲気良かったです。

一応正体不明バンドという体でいくらしいのでモニターでは顔を映さないのですが、でも思いっきり素顔で登場していて、すぐにキャスト把握されていました。

全体的に「わー、〇〇さんだ。おめでとう」より「うわー、ブシロに酷使される。心配」と自分の推しを見つけたファンの悲鳴が多かったのはブシロさんちょっと胸に留めておいて欲しい。

 

シークフェルト中等部

・アフレぐ!~Aufregendes leben~

 

この間舞台見たばっかり。皆さん元気でした。

「つまんないなあああ!」で会場大いに沸く。

 

ここからが本番です。

 

RAISE A SUILEN

・EXPOSE 'Burn out!!!'

・Sacred world

・DRIVE US CRASY

 

キャストさんの演奏の凄さに感動すると同時に、D4DJとも共通するキャストの決め台詞の芝居がかったノリ、歌詞のモニター表示とその内容、全般的にダサ…… 

「え、これから5時間このノリについていかなきゃなの?」と実はかなり不安に駆られたのですが、伊達に場数踏んできてないRAS。後半にかけての「WOW WOW~」の煽り方が上手くて、気づけば普通に声出ししていました。

 

Happy Around! × ミルキィホームズ × 木谷高明社長

熱風海陸ブシロード

 

初のフロート(トロッコ)使いがまさかの社長。

この内輪ノリ! さっきちょっと前のめりになりかけてたのに冷や水浴びせないで! ザ・日本社会! と思いつつ場の空気を壊さぬよう適切に拍手など出来るようになり、段々と体が場の空気に馴染んでいくザ・日本人。

 

Happy Around!

・ぐるぐる DJ TURN!!

・君にハピあれ♪

・HAPPIEST☆DREAM

・Dig Delight

 

D4DJの現場は初だったので、D4DJ見てるな~ってなりました。

 

from ARGONAVIS Special Band

・STARTING OVER

・BLACK&WHITE

ゴールライン

 

年始のBSアニサマで存在は予習済みだったので、唯一の男性ユニットという事もあり妙な親心が芽生えてハラハラと応援。女性声優は酷使し過ぎだけど、逆に男性声優の居場所はもっと確保してあげて欲しい。

男性客が個々のメンバーを呼ぶ野太い声が方々から聞こえてきて嬉しかったです。

 

スタァライト九九組

・私たちはもう舞台の上

・Star Divine

 

すいませんここからちょっと心が平静ではないです。

たしかにライブ直前までは「どうか三森さんのお体に差し障りありませんように」とは願っていたのですが、、、たった二曲???

それは、事前に告知しても良かったのでは。

たしかに掛け持ちメンバー多いというかほとんどなので予想は出来ましたが。それにしても、九九組を何よりの目当てに来たという人、絶対沢山いたと思うので。あまりに宣伝が不味かった。

「初めて生で見たレヴュー服姿の九九組(もよまほのレヴュー服姿は先日のきゃにめトークショーで見ていましたが)」「感慨に浸りたいのにステージが遠すぎてよく見えない」「なのに手足の長い大場ななお前遠くから見てもめっちゃ目立つな」とあらゆる感慨が同時に押し寄せていたので一瞬で全てが過ぎ去ってしまい、

「え、もう終わり。。。?」と、やはり九九組を一番の目当てとしていた自分は放心状態に陥ってしまいました。

虹ヶ咲の出番が呆気なく終わったバンナムフェスのトラウマ再び。。。?

 

pikusuzuki.hatenablog.com

 

それでも、久しぶりに聴いた観客の声援を、もえぴが何度もジャンプしてあの長い両手を広げてギュッと抱きしめる様は、遠くから見ても本当に心掴まれました。

『大場なな』としてのロールプレイだからこそ生まれたジェスチャーなのかも知れない(或いは『私たちは舞台の上』の歌詞になぞらえて?)。

 

Lyrical lily

・汚れちまった悲しみの色

撲殺天使ドクロちゃん

・人間合格

・我輩よ猫であれ

 

九九組、二曲で終わっちゃった。。。というショックで立ち上がれず。

ピンクに染まった会場は綺麗だった。

オケコン、バンナムフェス、虹ヶ咲5thと学んできた事ですが、オタクライブは会場のペンライトも一つの作品。野外でも日が落ちれば落ちるほど、各種演出が輝く。この日も夕暮れ以降にめきめき演出の仕掛けが本領発揮し始めた気がします。

 

奥井雅美

・only one,NO1

・CUTIE

・女神になりたい~for a yours~

・曖昧さ、幸福論

 

引き続きショック継続で放心状態。知らない曲がずっと流れていました。

『輪舞 -revolution-』歌ってくれないかなーとは思ってました。

なにげに奥井さんが(社長はフロート乗ってたので)この日初めてソロで歌った。

 

バーチャルD.U.P

・PARTY☆NIGHT(D-POP version)

 

令和のでじきゃらっと。何もかも知らない存在です。バーチャルを謳う割りにボカロのライブと比べると仕掛けが全然足りていませんが、意外と曲がすんなり耳に馴染んで、会場が緑に染まるのが少し心地良かった。

もっともっとブシロに毒づいてくれても良かったよ。

 

Peaky P-key

・Goona be right

・最頂点 Peaky&Peaky!

・CYBER CYBER

・電乱★カウントダウン

 

九九組で負った傷を癒やしてくれるのは九九組だけ!

念願の、初生ピキピキ。

社長に続く二組目のフロート。というかフロートのみで四曲やり抜く大胆な演出。4人はみんなの声を聞けるし、移動そのものは省エネで済むし、お客さんに手を振る分ダンスも控えめになるしで、疲れ過ぎないよい選択なのでは。でも全然こっち側見てくれなかったな由香、、、。

小泉萌香=笹子ジェニファー由香の、スタイル含めて本人じゃんみたいなハマり様(もえぴはえてして二次元キャラよりスタイルが良い問題があるが、由香はぴと同じくらいスタイルが良い)。

あと曲調どうにも好きじゃないな~と思いつつ死ぬほど聞いたりライブ映像見てきただけあって、体がどこで跳ねどこで声を出せばいいのか覚えていて、やれる範囲ではフルにやり切りました。

でも声を出すって大変! 当たり前に全力で声出し出来るオタク、声優の才能あるからボイスレッスンとか受けたらいいよ。自分はかすっかすの声しか出せなかった。喉が開いていないし、腹からも出ていない。

もしかすると個人的にこれが最初で最後のPeaky P-key現地だったかも知れませんが、やっと小泉萌香コンテンツを一周出来たような達成感がありました。

曲調好きじゃないと言いつつ、「こうした現場」でめちゃくちゃ盛り上がるタイプなのは肌で理解。

現場に行ってない自分が惹かれてこなかったのも当たり前の話だった。

やっぱり単独ライブ行った方がいいのかな、、、。

 

一柳隊

・Edel Lilie

・Neunt Praeludium

・OVERFLOW

 

からの! アサルトリリィ。

こんなのもう𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖じゃん! とテンション爆上がり。

𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖では見せないパリピな表情のもえぴに続いての、𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖では見せない大人な表情のはるちゃん。

𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖であり𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖でない新鮮さ。

ネクストアーティストが発表された瞬間に奇声を上げてしまいました。なんてことはない、俺も厄介オタクだった。自分は違いますよみたいなツラしててゴメンナサイ。

ちょっとはるちゃんのマイク調子悪くなかったです?

 

Morfonica

・Daylight

・flame if hope

・ハーモニー・デイ

 

𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖連チャンの余波で、なんの思い入れもないMorfonicaでもファン然としてずっと盛り上がってました。これもフェスの醍醐味。

会場染めるバンドカラーが目に優しい。そこに弦楽器の音色が重なって雰囲気良き。

 

Merm4id

・High Tension BPM

・Princess Advent

・Floor Killer

 

バストアップがモニターに映り会場が沸いた瞬間に一気に冷める自分がおりまして、ここでクールダウンも兼ねてトイレ休憩。そしてベルーナドームをちょっと散策してみることにしてみました。

 

Merm4id × 燐舞曲

・FAKE OFF

 

ベルーナの構造の好きポイントで客席後方の立ち呑み席みたいなガードで、すぐ後ろの売店で買った焼き鳥とかお酒持ち込んでここで野球観戦出来たら最高だろうなーと。

この日はここに、シャロ本人(としか言いようのない完璧なコスプレの女性)が隣りの席にかまぼこのヌイグルミを並べて、ついでに焼き鳥も並べて最後方彼女ヅラでライブを眺めていました。作り込まれたウィッグと探偵帽のせいで顔が陰になり、本当にシャロ本人が降り立って見守っているかのようで幻想的。

ミルキィが来たその時だけ盛り上がる、後は高みの見物だって決めてたんだろうな、あのシャロ。

 

燐舞曲

名前のない怪物

・瞬動 -movement-

・BLACK LOTUS

 

ここら辺は最後方の空いてるあたりに座って見てました。

キャストは誇張抜きで豆粒程度にしか見えないのですが、ステージがよく見えないなら見えないなりに、最後方で色んな楽しみ方してるオタク達を眺めることが出来て面白かったです。

落ち着いてきたので自分の席に帰りーー。

 

てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!

・てっぺんっ天国 ~TOP OF THE LAUGH!!!~

 

サプライズでチームYコーナ-。一年以上見続けてきたYouTubeチャンネルとのサプライズでの出会い。ここまでに三人もう見てるのだけど、それでも上がりました。

そこから『てっぺんっ』の他のキャストも参加。もよの出番増えて良かった。

 

Photon Maiden

・We Never Stop

・Linked Ring

・99 ILLUSION!

・Photon Melody

 

やったー! Peaky P-key、一柳隊に続いて初生Photonも回収。

九九組二曲だけなのにここで『99 ILLUSION!』やるんかいとは若干思いました!

D4のサウンド面では圧倒的にPhotonが好みで、新曲『24』が刺さっているところなので、このユニットがD4DJがもう少し間口を広げる切り札になってくれないかなと願っております。電音部やKMNZとコラボしたら思うところもあると思うんですよね、ユーロビートで止まってる80年代おじさん達も。

この日トップレベルで「Linked Ring」がChillしてた。

 

Aqours

・ファボタージュ

・SUKI for you, DREAM for you!

・わーいわいわい わいわいわい!

 

ブシロの半歩、いやもっと外側からゲストとして招かれた感のあるラブライブ!勢。

前々からAqoursは凄い凄いとは聞いていましたが、パフォーマンスの隙の無さ、確かに突出していました。遠くから見ても、手前のキャストと奧のキャストが背中合わせで寸分違わず同じ動きを高速で繰り出してるのがわかった瞬間の鳥肌。

曲のお祭り騒ぎに似つかわず、学園祭ノリの中に急にプロが入って来たような引き締まったステージ。

このユニットだけ何も掛け持ちしてないから、も大きいんじゃないでしょうか。本来それが普通の筈なので……。

チームYとの「わい」被りは不幸な偶然。私語の少ない上品なエリアだった自分の周囲の客席も、ここはザワザワしてました。

 

「大丈夫かな、出番いつか知らないけどAqoursのパフォーマンスの後で虹ヶ咲大丈夫かな。バンナムフェスの時はだいぶ呆気なかったが……?」

と不安を抱いていた次の瞬間!

 

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

・翠いカナリア

・オードリー

・Break The System

・繚乱!ビクトリーロード

・Level Oops! Adventure

・Just Believe!!!

 

突如、ライブ会場どセンに現れた翠い栞子ぴのイントロなし「叫んでいる 翠いカナリア!」。

奥井さん覗けばこの日初のソロ、センター、小泉萌香。大興奮。真後ろが通路という席だったのもあり、もえぴの出番だけは全力で跳びはねさせていただきました。

Aqoursパイセン達が空気を引き締めてくれた後だった効果も背中を押し、会場中の視線が360°ただ一点、栞子ぴに注がれているのがありありとわかる空気の掴みよう。

そして『オードリー』。もえぴ追ってるといつだって自然とそこにいる前田佳織里さん。贅沢な話、今まで前田さんはいて当たり前の人だと思い込んで特に意識して見てこなかったので、初めて「このひと美人さんだ!」と認識できました。

激しいライブがずっと続いた中、ただひとり傘を使った静かな演出。女優としての(つまり役者・桜坂しずくとしての)表情。カナリアからの緩急も綺麗。

からの歩夢。失礼な話、大西さんのことも今まで「今日はどんなサイコ発言してくれるのかな」という興味でばかり捉えていたので、アイドルとしての華と余裕に魅せられました。

 

ここまでずっとどこか慌ただしいステージングを見続けてきたベルーナに、いきなりビジュアルお化けの3人がソロで順々に会場を魅了していく様。

一人ずつ明確にメンバーカラーを変えていくグラデーションも鮮やかで、メイクも照明もいつになく仕上がって見えて。

 

トドメに、先日の5thで完全に新しい武器として手に入れた特攻服×ライトセイバーの『繚乱!ビクトリーロード』。ヤンキーとして開き直った小泉・前田が両サイドの何か出張った板の上に立つ姿が洒落じゃなくマジで格好良かったのが余計に笑えるという好循環。この日盛り上がりのピークじゃないかくらい会場沸かせていました。

まだ終わらない。

再びフロートで会場巡る栄光がもえぴに。

そして一周終えてステージに戻る際、フロートの上で袖が抜けない? ハプニング。

アップでモニターに映る栞子萌香があまりに綺麗で(近くの女性が「ふわああ」って変な声上げてた)、「助けて~」が本気で可愛くて、この瞬間、間違いなくベルーナドームが小泉萌香に恋に落ちてました。

そして機転を利かせたあぐぽんのリードで、会場みんなで「栞子ちゃんがんばれ~」。

ハッキリとバンドリ勢だなと思えた自分の周囲の客席もこの時はみんな声上げていたのです。みんなもえぴで一つになる。

 

5thで自信を深めたポイントだけをギュッと凝縮したステージング。とても誇らしく。

バンナムフェスの時もえぴ自身も少し物足りなそうな発言残してステージ去られたので、これで思い残しを一つ消せていたらいいな。

 

meltear

・Double Frontier

 

こちらもサプライズ? 女子プロ選手二人組ユニット。

最初に「スターダム」と表示されてから登場したので、ちょっとだけカズチカ出てくるのかなと会場に期待させちゃったのはよくないかも。というかアレだけブシロアニメになんでも出張ってくる棚橋・本間選手が出てこないの物足りないのですが。

完全にトイレタイムと化したアウェイなのに、やりきってくれたのは格好良かったですね。

「お前らプロレス見たことあるのかーっ」

会場「うおおおおおおおおおおおおおお」

「え、本当に?」

面白かった。

 

意外と曲もパフォーマンスも良くって、ただ昭和を振り返る特番とかでよく見る昔の女子プロアイドル路線なのかなと思うと、ブシロのおじさんノリは本質的には相容れないなとはいよいよ再確認しました。

ラブライブ!勢が爪痕残しまくってくれたお陰で、ブシロとの距離感は保つことが出来た。

 

フェザース

・青春ビギナー!

 

ここら辺の歴史まったく知らないので、へえ~って。

ふたりはミルキィホームズ』は脚本に會川昇さんが入ってるので見ていた気はする。

全然関係ないんですけど、声質の良さや京都弁の堪能さから、普通にブシロ関係ない案件でも売れっ子声優となってきた伊藤彩沙をブシロが酷使し続けることに内心思うところはあります。響でここまで売れた人他にいるんだろうか。みもりんか。

 

ミルキィホームズ

・正解はひとつ! じゃない!!

・ミルキィ A GOGO

雨上がりのミライ

 

存在は知ってたけど特に歴史とかは知らないのですが、一人は普段日本いないし相当久しぶりのライブの筈なのにリラックスして楽しんでたのでほっこりしました。

先日YouTubeミルキィホームズのコメンタリー動画見てたら、自分達の出演作なのに全然内容や設定覚えてないまったり感も癒やしでした。あれくらいでいいよ。声優が作品愛求められたりソシャゲやらされたりが当然みたいな風潮よくない。

そしてシャロの格好したみもりん。ミルキィは2期のイカれたグルーヴ感に惹かれこそすれ、別に当時はキャストを知ってた訳でもなんでもないのですが、一回り以上年下とかザラに周囲にいるのにダントツで可愛いのはヤバかったですね。

 

何より、みもりんのステージが無事に終わって安堵。

 

Roselia

・FIRE BIRD

BLACK SHOUT

・ROZEN HORIZON

 

恐らく人生で一番映画館通った昨年、ワーストに挙げてしまったエピソード・オブ・ロゼリア前後編。それでもわざわざ劇場で観たことの伏線をここで回収できました。

逆に声出しちゃいけないライブでFIRE BIRD辛すぎない?

「格好良い」側の相羽あいなを初めて見た。九九組結成当初てるちゃんとぴでカラオケでロゼリア歌ってたって話好きなので、あの頃は二人も「この格好良い人と組んでるんだ。。。」って思ってたのかも知れない。

 

愛本りんくのDJタイム

 

そろそろ終演時刻。メンバー総出のフィナーレはあるのか、外は雨降ってるのかなど気になってくる。

 

Poppin' Party

・ぽっぴん'どりーむ

ときめきエクスペリエンス!

キズナミュージック♪

・Yes! BanG_Dream!

 

ラスト。

2022年をポピパの映画から始めているので、ここでもまた伏線回収終了ですね。

ツイの方で監督本人にふぁぼしてもらえた感想。

pikusuzuki.hatenablog.com

今のブシロの顔、愛美ここにありと。『すずめの戸締り』にも出てるぞと。

大橋彩香のドラムテクを見れたのも嬉しかった。

ハイライトは「フリートークの時間使ってもう一曲やろうや~」からのグダグダな流れで、きっとずっと追っていた人にとってはそこが一番エモく、そして「トイレに寄りつつ帰宅ラッシュからギリ逃れて帰らなければいけない」自分はここでいそいそと席を立ちます。

結果、雨も降っていなかったし、ラッシュも(最初の多摩湖線はヤバかったが)細かく路線を乗り換えることで無事やり過ごすことが出来ました。

 

 

 

ブシロフェス総感

 

虹ヶ咲優勝

九九組の出番の少なさが堪えていたものの(でも輝ちゃん不在なので、ここでやりきらなくていいとも思う。ただ少ないなら少ないという告知はして然るべきだった)、Peaky P-key、一柳隊、Photonで落ちてた気分を持ち上げ、Aqoursと虹ヶ咲で最高潮を迎えるという、バンドリにハマっていないアウェイ組でも十分に楽しむことは出来ました。

何より、小泉萌香のファン絶対に増えたと断言出来るくらいみんな魅入ってたでしょ、モニターに映る栞子ぴに。あの瞬間が幸せだった。

 

ブシロの時代錯誤感はやはりヤバい

本当におじさんの昭和、よくて90年代までの感性が漲っていて、オタクはキャストを人質に取られているから応援するし文句は言わない(あるいは外の世界を知らないので文句が浮かばない)だろうけれど、ここで留まっていてはいけないと強く思いました。

ブシロだけじゃないかもですね。アニサマとかも含めて。こうしたイベントを仕切っているおじさん達がTwitterフィクサー顔でキャストを讃えていますが、そりゃキャストは死ぬほど頑張ってますよ。体調が壊れるくらい。彼女たちのがんばりが局所的な厄介オタクの狂騒だけに消費されないよう、あなた達もまたセンス磨きを頑張って下さいよと強く。

 

声出しイベント、市松模様ならアリかも知れない

遠目にもアリーナ席の治安の悪い客の姿はよく見えて、もし近くにああいうのがいたら「二度と行かない」と思ったはずなので、そこは主催者側がより厳しく律していけばこそ、しかしこうした場は必要かも知れないなくらいには、観客の「やっと発散できる」というホクホクした空気が充満していました。

 

 

劇スにハマってからその影響を受けてこの一年半(もう一年半!)、実は圧倒的に「何かを得る」より「何かを捨てる」ことに特化してきたのですが(それ故に劇スに感謝している)、それでも新しく得てきた色々なものがこの日に集約されていて、ゴールではないかも知れないにしろ、大事な通過点だったなと思います。